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きょう心にしみた言葉・2022年6月14日
今の世の中に足りないのは、あるがままの自分を受け入れてくれる場所。
佐藤初女さん(1916~2016)の言葉です。初女さんは、青森県の岩木山麓に「森のイスキア」を開きました。悩みを抱える多くの人たちが訪れ、初女さんの心のこもった手料理と珠玉に言葉に生きる力をもらいました。初女さんの洗礼名は「テレジア」。日本のマザー・テレサとも呼ばれました。ダライ・ラマ14世におむすびをふるまったことでも有名です。
人は「受け止められた」と思った瞬間から、本当の強さを発揮することができます。
人であっても、物であっても、食事であっても、また出会いすべてについて、まず「受け止める」ことが大事。
受け入れてくれる場所。受け止めてくれる場所。すべての人にそれがあれば。そして、それは、あるはずだ、と。
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「いまを生きる言葉『森のイスキア』より」(佐藤初女・著、講談社)
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