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きょう心にしみた言葉・2023年12月11日

でも、死にたっていう感情があるからこそ生きていける人もいるんじゃないかなって思います。死にたいって思えるってことは無敵状態になるんですよ。スーパーマリオでいうとスターみたいな。「死ぬし、いつか」みたいな。だったら、好きなことしてその日その日を生きようって思えば、すごい気が楽でした。「悩まなくていいじゃん、死ぬんだし」みたいな。今でも、死にたいとか消えたいと思うことありますね。そういうときも、「ほんとにまずくなってからでいいや」って思うようにしています。

サイト「わたしはパパゲーノ~死にたい、でも、生きている人の物語」から

よしあきさんは、2000年8月27日生まれの23歳です。おしゃれすぎる姉弟「よしミチ姉弟」として人気を集めています。よしあきさんは、インスタグラム(@yooshiakiii) のフォロワー46.6万人、ティクトク (@yoshiakiiiiiii)のフォロワー19.9万人、旧ツイッター・X (@Yooshiakiii) のフォロワー14.7万人など80万人を越えるインフルエンサーです。

よしあきさんが語っているのは、NHKが運営しているサイト「わたしはパパゲーノ~死にたい、でも、生きている人の物語」です。よしあきさんが語る様子を映像でも見ることができます。

よしあきさんは、子どものころを振り返ります。
「小学校6年生とか中学校1年生のときがいちばん死にたいと思っていました。不登校でずっと家にしましたし、将来就職できない、就職ができないイコールお金が稼げない、生きていけないみたいな、先のことを考えれば考えるほど落ち込んでしまっていました」

それでも、よしあきさんは生きることを選んでいきます。その理由は。
「ある大人の人が『死にたいって思うことは別に悪いことじゃなくて、死にたいって思えるからこそ生きていける人もいるんだよ』って話してくれて、その言葉を聞いたときに『それぼくのことだ』と思って、『そうそう』ってすごい共感してしまって」

ファッションとの出会いが、よしあきさんの人生を一変させました。
よしあきさんは、しんどいときに実践しているセルフケアについても語っています。
「自分の携帯のメモ帳とか、SNSに鍵をつけて、そのときの感情をパーッて書いて投稿して文字にしてみるんです。
誰も見られないので、友達とか家族に言えない内容も書けて、1つのストレス解消になるし、落ち込んでいるときの自分が書いた文章をポジティブなときの自分が読み返してみると、『何でこんなに落ち込んだんだろう』って思うことがよくあるんです。
それで、ポジティブな自分がその時の自分に返信してあげるんです」

NHKのサイト「わたしはパパゲーノ~死にたい、でも、生きている人の物語」には、誰でもメッセージを投稿することができます。たくさんの人がつらい気持ちを吐き出しています。

よしあきさんは、著書「友達ゼロで不登校だった僕が世界一ハッピーな高校生になれたわけ」の「不登校で悩んでいる人へ」の章で、こんな言葉を綴っていいます。

「物事はすべて終わる」って思います。嫌なことも、楽しいことも。

不登校だからってやばいわけじゃない。
合わないことが悪いことじゃない。
もしかしたら頭一個出ているだけかもしれない。
周りが君に追いついていないかもしれない。
学校がすべてじゃない。

学校の外の世界はうんと大きくて広いんだよ。

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