【♯帯同記録1】これからのキャリアアップ継続のために始めたこと
2023年も残すところ、1ヶ月を切りました。今年のほとんどの生活を海外におり、後半の10月末から、夫の仕事の帯同で北米に引越をして、ほぼほぼ主婦業をしています。
いわゆる、「駐在妻」です。ただ幸いにも、完全に仕事を辞めたわけではなく“条件付き”で日本の仕事を継続してます。出国前に、結構驚かれたのが「アメリカへ行って仕事はしないの?」ということでした。私もこのことで、夫の帯同にすぐついていかず、約1年半近く新婚生活もなく、〈別居婚〉を選択しました。
今日は、入国をして1ヶ月が過ぎてこれからの自分のためにも現状や新しく始めたことを綴って行きます。
〈何故、駐在妻の6割がキャリアを断絶せざる負えないのか〉
そもそも何故、駐在妻の殆どの方がこれまで培ったキャリアを断絶しているのか。。このような記事を見つけました。
私たちも、このことがわかっていたからすぐ帯同をしない選択をとりました。後に、夫の会社の制度が少し変わり、「条件付きだけど働いていいよ」ということになり、今こうして帯同しました。でも、多くの日本企業で働く駐在員のご家族の会社では、
「そもそも夫の会社から、配偶者が働くのを禁止されている」
のが理由なのだと思います。
今は令和5年で、女性のキャリアも形成しやすい環境。とはいえども、駐在員の家族の殆ど生活の多くを夫の会社が負担してくれています。私たちの場合を例に出すと、まず治安面もあり、賃貸のマンションまたは一軒家などの費用は会社が持ってくれています。しかも結構いい家に住めます。
また、光熱費やインターネット、携帯代、車のガソリン代などは自分たちで出してますが、駐在員の車は会社が提供してくれて、配偶者である私の車も全て持つことはありませんが、一部の援助はしてくれるそうです。これだけでも十分有難いことですが、場合によって学習費用(英会話など)、子供がいるご家庭は年齢にもよりますが、ある程度会社がみてくれるそうです。納税などのお金も会社がほぼ持ってくれます。
なので、夫の会社から言われたのが「ここまで会社が負担するのだから、もし奥さんが働くとなった場合、これらはみないからね」という回答でした。
確かにごもっともな意見でした。
日本で生活をするなら物価が高くなっているとはいえども、なんとか生活ができると思います。ただ、アメリカで生活をするとなると、本当に日本で生活をする3倍近くかかってくると思います。(それ以上かな?)そこまでするなら、働かなくても良いかな。。というのも理由なのかなと思いました。
また、もう1つの理由は
「言語の壁」
だと思います。私は、今年の上半期を海外でワーホリしてきました。ワーホリでも痛感したことが「言語の壁」で、ワーホリを許可している国ですら、コロナ明けで雇用などの問題から、働く条件はコロナ前と比べて厳しく、「日常会話が聞き取れる・話せる」ことは最低限必要です。アメリカに来て感じたことは「ワーホリですら厳しい環境だったのに、アメリカはさらにその上が出来ないと働くことは難しい」と感じたことでした。
日常会話が聞き取れる、話せることが出来ないと、どんな仕事でもコミュニケーションがとれないため、仕事になりません。そういったこともあり、言語の壁も大きいのかなと感じています。
最後が「子供の預け先や費用面」というところかなと感じてます。私たちにはまだ子供がいませんが、お子さんを持つ家庭のお話を聞くと、主人の会社では3歳からだとスクール費を会社側で持ってくれますが、2歳までは一部しか出ないようで、一部といっても、毎月約10万近くはそれぞれの家庭で負担しないといけないそう。。。子供がまだいないから、日本の事情が分かりませんが、保育園代に毎月10万円負担するのって結構厳しい感覚です。
そういった部分から、帯同でついていくとなってもなかなかキャリアを継続するのが難しい現状にあるのかなと思いました。私が少しでもキャリアを継続出来ているのは、フリーランスに転身して約2年程お世話になっている会社様から海外でも継続をさせていただけているからかなと思います。
その他にいくつか仕事をしていましたが、私の実力不足もあり、海外から仕事を継続することは難しく、渡米前と渡米後で仕事がなくなってしまった案件も実はあります。
10月から日本ではインボイス制度が始まり、フリーランスになって2年の間でも「IT化」「3D化」などがどんどん進み、フリーランスを長い目で継続するには(食べていくには)、時代とともに“キャリアアップ”や“新しいスキルを身につけていく”ことがとても大切だなとさらに感じました。
次のnoteで、帯同して新しく始めたことを綴っています!
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