日記 2021/07/08

今朝、娘に昨夜のことを謝った。少し間があって「いいよ」と言ってくれた。

いつもは午前中で終わるが、10月から幼稚園クラスに入るため、その準備として今日は14時まで幼稚園だった。娘は弁当を持って行って、昼は幼稚園でみんなで一緒に食べた。

帰ってきたとき多少疲れた感じがあったし、(朝からずっと)なぜか目が腫れていたが、特にいつもと変わりなく、それからは機嫌よく遊んでいた。
間違いなく疲れてはいるだろう。いつも一緒に手をつないで帰ってくるA君とも一緒に帰れなかったし、寂しさもあるだろう。でも3歳になったことで、自分はお姉さんになったのだと自覚があるらしい。無理をしないように見ておく必要はあるが、娘が頼もしく見えることがある。

3歳になってからの変化といえば、誕生日の翌日に、娘ははじめてアンパンマンのペロペロチョコを食べた。

何がきっかけだったか、半年前からペロペロチョコが食べたいと言い続けてきた。コンビニに行く度にペロペロチョコの前に座ってじっと眺めたり、急にペロペロチョコのことを話題にしたり食べたいアピールがすごかったが、できるかぎり甘い物を食べるタイミングを遅らせたいという意向から、3歳になるまで待つように言っていた。半年前の娘からすれば、どれくらい待てば3歳になるかも想像できなっただろうし、それまでの日数はとてつもなく長く感じたことだろう。3歳になることはつまり、ペロペロチョコの解禁であり、待望のペロペロチョコであった。

ペロペロチョコを食べた日。ペロペロチョコを食べる直前まで、娘は寝起きでかなり機嫌が悪かった。せっかくなら機嫌がいいときにあげればいいのにと妻に言ったのだが、その時間でなければ食べるタイミングがないのだという。

ぐずぐずしている娘の前にペロペロチョコを持って行くと、不機嫌ながらも娘の視線はペロペロチョコにロックオンした。手渡してあげて、食べてもいいよと伝えた。娘は表情を変えることなく、アンパンマンの顔のチョコをゆっくりと口の中に持っていく。

そのときの様子はずっと動画に撮影していたのだが、ペロペロチョコを何度か噛むと娘は顔を妻の方に向け、わずかに口角をあげた。そして表情は明らかに変わり、かすれ声で妻に「ママも」と言った。ママも食べて良いよということだろう。それからは美味しいと言いながら夢中で食べ続け、途中、僕にも一囓りさせてくれた。食べ物の力は、ペロペロチョコの力はすごい。

5分ほどかけて、初めてのペロペロチョコを完食した。

今日もペロペロチョコを食べた。ばいきんまんだった。今日はいつもよりも幼稚園の時間が長かったから特別にということだったが、あまり食べさせ過ぎないようにしないといけない。

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