日記 2020/04/12 Music At Home

若林正恭の『表参道のセレブ犬とかバーニャ要塞の野良犬』読了。
前半はキューバに行きたくなり、中盤は家族含めていろんな人と顔をあわせて話したくなり、後半は家族の大切さや今の環境について考えを巡らせた。とてもいい本だった。若林正恭の本は初めて読んだが、他にも読んでみるかな。

本当であれば、昨夜Bob Dylanのライブに行く予定だったんだ。『Murder Most Foul』はやってくれるはずだったのかな。また『When I Paint My Masterpiece』聴きたかったな。状況が終息したらきっとすぐに来てくれる。そん時は1公演だけじゃなくて2公演行くのだ。

今日はYouTubeでMusic At Homeを観た。ライブ始まるまでに流れていた高野さんが作ったという曲が素晴らしい。僕にとっては竜馬におまかせ!のイメージしかない緒川たまきと高野さんの司会。
ライブは曽我部恵一から始まった。青葉市子、寺尾紗穂、高田蓮、折坂悠太&butaji、鈴木慶一、七尾旅人など普段から大好きなミュージシャンのライブはどれもよかった。特に犬と触れ合いながらライブをしていた七尾旅人のライブは最高で、あまりにも最高で、思考が働かなくなりただ茫然としてしまった。コロナ以降思考が働くことがないということがなかった。なんかすごく家が広々としてみえた。たぶん実際にも広い家なんだろうが、家がまるでだだっ広い草原かのように、何もない空間でただ犬と自由にライブをしているように見えた。たぶん今日見た七尾旅人のライブは忘れることはない。

KEEPONというミュージシャン。なんでも高校生だとか。部屋の棚にThe Bandの『Music From Big Pink』が飾っていたのがとてつもなく嬉しかった。こんなこと言うのもあれだけど、今の高校生はThe Bandを聴くのか?僕は20歳の頃The Bandばかり聴いていたら周りから若年寄りと言われた。今は高校生でも聴くのか?棚に飾るほどに?
いい時代になったなぁ。KEEPONくん、漁って聴いてみよう。

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