日記 2024/02/12〜2024/02/18 今年の風邪はしつこい

2024/02/12

38.4℃の熱が出て以来、熱は出ても微熱程度だが、頭痛がなかなか治まらない。昨日数時間ほど頭痛は治まっていたのだが、今日また激しい頭痛が出てきた。目の奥が痛みがやってくる感じで、PCもスマホの画面を観るのも辛い。座っていられない。咳はあまり出ないが、出るときには激しく咳き込み、その咳の振動で頭が響いてさらに頭痛が酷くなる。

今日は何もできず、布団から出ることができなかった。多少の熱や咳、鼻水であれば耐えることはできるが、頭痛はどうしようもない。パソコンの画面を観ていると頭痛はさらに酷くなるのでデスクワークとの相性もよくない。

この頭痛はいつ治まるのだろう。カロナールを飲んだところで大して効かない。いまだに頭痛に悩まされながら、早く頭痛が治まるときが来ることをひたすら待っている。

2024/02/13

頭痛は今日も昼過ぎまで続いた。目の奥から痛みが響くあの感じ。頭痛が治まったのは15時過ぎたあたり。頭痛が治まるときというのは、僕の場合、徐々にというのではなく、いつの間にか治まっている。しんどいなぁと思いながらも動いていて、動いているうちに頭痛はなくなっていた。ただ、2日前にも頭痛が治まったタイミングがあり、その後復活した。まだ油断はできない。頭痛はなくなったのではなく、ただ大人しくなっただけで、また明日になれば、あと数時間すればまた復活して苦しめることになるかもしれない。

頭痛以外の症状は、痰とちょっとした咳、鼻水、あとは酷い鼻声。青っぱななので、順調に治りつつあるのだろうとは思う。しかし、青っぱなが出ていれば治りつつあるというのは小学校の頃に祖母か母にそう言われてから信じ続けてきたが、果たして本当にそうなのだろうか。

ウイルスや細菌の感染によって引き起こされる急性の鼻炎であり、死んだ白血球や免疫細胞が鼻水に含まれることで黄色っぽくなります。風邪が治りかけた時に黄色い鼻水が出る場合には、ほとんどが短期間で改善します。

なるほど、必ずそうとは言えないが、副鼻腔炎であれば青っぱなはやはり治りかけということか。ということで治りかけらしい。あと少しの辛抱だ。頭痛は復活してくれるな。

2024/02/14

昨日ほどの頭痛はないものの、咳をしたりするときに目の奥の奥の方、ほぼ後頭部あたりに痛みを感じ、あ、これまたヤバいんじゃないの?と思って焦る。幸い、今日はその状態から悪化することはなかった。しかし青っぱなは出まくり、痰は絡みまくり、咳は出まくりで、この状態でオフィスに行かなければならず、何だかとても申し訳ない気持ちになった。バレンタインデーで、みんなに配られていたチョコをもらった。

午後は在宅に切り替え。娘は帰宅後、モジモジとしていて背中に何か隠しているようだったので察するところはあったけれど、チョコレートを用意してくれていたのだった。スヌーピーのチョコレート。今は鼻が詰まっていて味がよく分からないので、治ってから美味しくいただこう。

久しぶりに風邪を引いたが、久しぶりの風邪は厄介で、とてもしんどい、未だ継続中なので過去形にできない。娘も昨夜咳き込んでいて、今日も病院へ行く予定だったのだけれど、今朝鼻水が治まっていて病院は取りやめた。娘はようやく治ったか。今回は長かった。1週間くらいかかっただろうか。僕もそれくらいかかるかもしれない。

ただの風邪ではあるのだけれど、だいぶ参っている状態ではあるので、こんなときにこそと積ん読棚にあった頭木弘樹の「自分疲れ」を読み始めた。インド哲学にも言及されていて、数年前にヨガで学んだことなどを思い返して、心と体の関係について考えながら読んでいる。引用されているのは哲学や医療書だけでなく、文学や漫画、映画にまで及んでいて、とても面白い。

風邪や病気になることで改めて体の大切さについて考えるというのは毎回のことだ。僕の場合は慢性的な持病があって、他の人よりは体に意識を向けることが多いような気はしているけれど、それが体を労る方に気が向いているかと言われると必ずしもそうではなく、自分の体の状態をただ見る、変化に敏感になるというだけのことで、だから今回のように風邪になることで改めて気づくことはある。

今回気づいたのは、風邪に引く直前にあった症状なのだが、腰と臀部と股関節周りがとても硬くなっていたことだった。通常だと曲がる範囲の半分くらいしか股関節が曲がらなくて、それ以上曲げようとすると腰と臀部がつりそうになるのだ。いつもであれば、それでもストレッチをするのだけれど、そのときは嫌な感じがしてストレッチはしなかった。熱が出たのはその翌日のことだった。あれは体のバランスが悪くなっていたということなのだろうか。よくわからないが、急に体が硬くなるようなことがあれば要注意だということは今後も気に留めておく必要がある。

2024/02/15

今日はたまたま最初の職場の営業でよく使わせてもらっていた施設に行ったのだが、そのときに対応してくれたのが15年前にも対応してくれていた人で、僕は会ってすぐに思い出したのだが、相手も僕のことを覚えてくれていたらしく、15年ぶりのとても嬉しい再会となった。

当時もそう話していたわけではなかったが、必ず挨拶を交わしていたし、使わせてもらうときには朝から夕方までの長時間だったので、顔を合わす機会は多かった。今日は違う立場として出会ったわけだけれど、当時のことを思い出して、心が落ち着かない感じというのか、営業ノルマが厳しかった当時の日々、そしてその施設を使わせてもらってノルマを達成しなかったときに落ち込みながら運転して戻った日、逆にノルマを達成してドヤの気分で運転した日のことが蘇ってきて、つまりそこを利用したときはフラットな気分だったことはほぼなくて、落ち込んでいるかドヤかいずれかだったということで、そんな僕がどんな表情で車に戻っていたかも、今日会った彼はきっと目にしていたわけだ。15年ぶりとは言え、見た目はあまり変わっていなくて、少し落ち着いた感じにはなっていたが、当時と同じ良い笑顔を向けてくれた。そうだ、朝、その施設に着いた僕はいつも落ち着かなかったが、彼がいつも笑顔で挨拶してくれるものだから、それで救われたこともあったのだ。前の職場でよく利用していた場所だったからあまり行きたい気分ではなかったのだけれど、行ってみて良かった。

今日、幼稚園はイベントデーで、年長の園児が中心となってお店屋を出して、年中以下の園児がそのお店を見て遊び回るといった幼稚園児による幼稚園児のためのフェスのようなものなのだが、毎年それが大層楽しいらしく、娘は数日前からずっと楽しみにしていて、昨夜なんかは楽しみすぎて眠れないとまで言っていた。娘の友人も今朝は楽しみのあまり早起きしていたらしいし、娘も昨夜何回か目覚めたのにいつも以上に早起きで、オシャレをしてニコニコしながら出かけていった。

年長さんと一緒に過ごせるのも、あと1ヶ月もない。縦割りのクラスなので、年長さんがいなくなるというのはとても大きい。娘が最も親しくしてもらっている友だちは年長さんなので、彼女も間もなく卒園だ。2年間同じクラスで、クラスにいることが当たり前だったから、いなくなるのは寂しいだろうと思う。近所に住んでいるが、僕のマンションを境に区域が分かれるから小学校は違う。同じ校舎で過ごすのもあと10日、また中学で一緒になるかもしれないけれど、それは6年後のことだ。お父さんとも仲良くさせてもらっていて、幼稚園までの送り迎えの際に通学路で挨拶を交わすこともしばしばだったが、それもなくなると思うと僕らも寂しい。

ともあれあと1ヶ月弱。それまではいっぱい楽しんで、卒園のときには娘と一緒に盛大に送ってあげよう。

2024/02/16

YouTubeのオススメ動画にRage Against The Machineの「Killing In The Name 」が出てきて、久しぶりに観たら格好いいなぁと思って、それからしばらくレイジの他のライブ動画や、Audioslaveなどのライブ、そしてそこから派生して、中学の頃にレイジと同時期によく聴いていたスマパンのライブ動画とかも漁り、気づけば数時間過ぎていた。

レイジを最初に聴いたのは中学2年とかで、音楽は正直よく分かっていなかったように思うが、たまたまレコード屋で目にしたザック・デ・ラ・ロチャのマイクを握ってドレッドの髪の毛を振り回しながら歌う姿に痺れて聴いていたような気がする。音楽自体の格好良さに気づいたのは高校くらいだっただろうか。その頃には既にレイジも、そしてスマパンも活動休止していて、ただ音楽を繰り返し聴いて、たまにMTVで映像を観られることがあればラッキーという程度。今のようにYouTubeで手軽に動画にアクセスなんてできるわけがなくて、なけなしの小遣いで買ったCDを何度も何度も聴いていたわけだ。それからAudioslaveが結成され、スマパンもZwanに変わって、いずれもよく聴いた。レイジのリフにクリスコーネルのボーカルはすごい格好よくて、今改めて聴いても格好いいなぁと思う。もっと売れても良かったと思うのだけど。

そんなことを動画を漁りながら思い出して、同時に、それらの音楽を聴いていた中高の頃も思い返していた。寮でレイジやスマパンなんかを熱心に聴いていたわけだから、多少は鬱屈していたわけだ。

娘が今年の鬼は怖くなかったとか言って、パパは鬼に会ったことあるかと尋ねられたものだから、あると応えた。鬼というよりは、鬼のような奴。

高校の頃、自習時間に足の薬を塗っていたら、元々嫌いだった寮監の気に障ったらしく止めろと注意された。自習時間に治療していることに後ろめたさはあったものの、風呂の後にできる限り早く薬をつける必要があり、その時間に塗るしかなかった。そんなに悪いことをしている自覚はなかったから無視して薬を塗り続けていたらキレられた。事務室に呼び出され、シャーペンなんかを投げつけられたあとに髪を引っ張られ、そのまま掴んだ僕の頭を自分の顔の目の前に持ってきて、大量のつばを吐きながら鼓膜が破れるんじゃないかと思われるほどの大声で怒鳴られた。そんな大声だったし、奴もただ興奮していたから噛みまくっていて何言っているかわからなくて、ただとにかく顔中にかかる唾が不快で仕方がなかった。5分くらい怒鳴り続けられて、気が済んだのか、戻れと言われた。今思い返して、あの怒鳴っているときの顔は鬼みたいだった。鬼みたいな奴はよくいた。

ということを「不適切にもほどがある」を観ているとよく思い出す。あのドラマは僕が生まれた頃の昭和が舞台だが、僕が中学の頃はその名残はまだ残っていたように思う。中1のときの入寮日に高3の先輩に呼び出され、正座をさせられた状態で寮の掟みたいなものを聞かされたときの怖さと言ったらなかったし、先輩からの呼び出しや、学校での体罰もまだ普通にあった。バカ殿で女性のトップレスが映ったり、トゥナイトだってトゥナイト2としてではあったけれどまだ放送されていた。僕が高校の卒業に近づいていくにつれて、そういうこと風潮が少しずつ薄れていったが(僕らの代でそういうのは止めようと言い合っていたので抵抗が出始めた世代だったのだろうか)、昭和の名残から抜けていくための過渡期の時期でもあったのかもしれない。

多様性を尊重しすぎるあまりに振り回されてしまっていたりと、今は今で確かに生きづらさはあるけれど、当時の方がよかったなんてことはとてもじゃないけど言えない。当時こそ、「普通」じゃなかったらクラスから浮いて、いつハミゴにされるかハラハラしていたし、興味がない話題に無理矢理ついていこうと、「普通」であることを意識していないといけなかった。だから無理矢理悪ぶってみたりもしていた。今だってそういうことはあるのかもしれないけれど、改めて当時のその圧力を思い出して、また当時に戻りたいとか、当時の方がよかったとは思わない。

Now you do what they told ya

当時と今で、どっちが圧力があるのかは微妙なところではあるけれど。

2024/02/17

小説の併読こそ最低限にとどめているものの、その他の本は以前よりも併読の数が多くなっているような感じがある。特に併読の数が多いのが日記だ。購読しているメルマガもそれに含まれ、全てをあわせると、今のところ5冊といったところか。日記は細切りで読めるので、ついつい色んなものに手を伸ばしてしまう。

5年前の5月、昨年の10月、4年前の1月、60年前の10月。必ずしもそうとは限らないけれど、日記には季節感が伴うことが多いので、日記を読んでいるときはその日付のその季節のことを思う。本を読んでいるときだけは春で、夏で、秋で、本を閉じると2月の中旬、暦の上では春だ。朝ご飯を食べながら、とりあえずどれかの日記を読む。今日は5年前の5月だった。日記で別の季節のことを思い、本を閉じてカーテンを開け、今の外の様子を見る。あらかじめ天気予報で確認していたように晴天。日曜の朝で、歩いている人は少ない。一昨日はかなり暑い1日だったが、また昨日からは肌寒い天気。きっと今日も寒いんだろう。フリースを着て、鞄にパソコンと本を詰めて外に出る。歩いているとほのかに春の兆しが見え、朝8時頃はちょうど進行方向に太陽があって、強烈に目を刺してくるものだから前を見ることができないまではないけれど、かろうじて信号機を認識できるくらいまでしか視線を上げることができない。鴨は朝からひなたぼっこをしている。公園は平日よりも活気がって、既に多くの人で賑わっているが、鴨はそんなことはお構いなしだ。そんな鴨の様子を早足で横目に見ながら会社の方向へと歩を進める。スニーカーが雑草を踏む感触がやわらかくなった感じがする。砂利は容赦なく靴の中に入ってくる。

そして今は18時半。まだ日は落ちていない。空は墨色を帯びつつあるが、地平に近いところでは黄色が差している。そんな2月の中旬。

今日からホークスは紅白戦。仕事だったのでなかなか試合を観ることはできなかったけれど、ラジオで聴いている感じでは打線が好調のようだった。仲田くんが好守に活躍したのは嬉しい。B組ではセガサミーとの試合があったらしく、慶応と正木くんと廣瀬くんがホームラン打ったげな。で、廣瀬くんは明日A組の紅白戦に出るげな。ルーキーで最初にA組に合流するのは廣瀬くんが最初か。

野球のキャンプも本格化。明日の紅白戦も楽しみ。

2024/02/18

今年のフジロックはクラフトワーク。クラフトワークは観たいなぁ、しかし新潟まで行くのは遠いなぁ。4月にはVampire Weekendの新譜がリリースされるので、フジロックかサマソニに来るんじゃないかと踏んでいる。もしVampire Weekendもフジロックに来るのであれば、フジロックに行くことを至急検討する。至急検討とか言ってしまうといつまでも実現されなさそうだから、うーん、前向きに考える。悩む。家族内で相談する。説き伏せる。あとはCat Powerとかも来る可能性があるだろうし、Geeseだって来ておかしくないよね。Beirutとかも来たりする?だったら行っちゃう。しかし冷静に考えると、何度も行っておきながら今更という感じもあるけれど、福岡から新潟はやはり遠く、それだけでなく連泊の野外フェスと考えるだけでちょっと尻込みしてしまう。体力的に、年齢的にしんどい。頻尿も治ってないし。とりあえず、今後のラインナップを注視して、検討する。前向きに考える。悩む。家族内で相談する。説き伏せる。

今日は晴天で気温も20℃くらい。明日からはしばらく雨が続くので、つかの間の陽気。ただ、まだ風邪が治りきっておらず、鼻水がしんどく、この陽気を堪能できなかった。ちょっと出かけるだけでも花粉がすごくて、目は痒くなるし、鼻水もさらに出てきてしまうのだ。この季節は気持ちが良いが、素直に楽しめるわけではないところが辛い。

3月の初旬に父の誕生日で、父の誕生日は毎回悩む。5年くらい毎年赤ワインをあげていた時期もあったのだけれど、あげる方も受け取る方もそれが当たり前になってしまい、これ誕生日プレゼント、あ、はいありがとう。的な自動応答のような感じになって、あまりよくないなーと思って、それから毎年ちゃんと考えて渡すようにしている。父は凝り性なので、父の趣味に近いものをあげても、父が所有しているものを確実に下回る。だが、自分の趣味以外は全く興味がないので、興味がないものをあげても、母曰くなくしてどこかにやってしまうらしい。難しい。
で、一昨年だったか、たくさんポケットがついたアウトドアメーカーのベストをあげたところ、洋服には興味がないので意外ではあったのだが、今までで一番喜んでくれて、今も季節関係なく着てくれているようだ。父は鞄は持たず、上着のポケットに全て入れるので、ポケットが多い上着が必須なのだ。

だから今年もそういった路線で、とは考えてはいるのだけれど、なかなか難しい。今のところの第一候補はキャップなのだが、どうなるか。早めに用意しておかないとすぐに誕生日は来てしまう。

今日のサニーデイ・サービスの配信ライブは最高すぎた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?