娘の背中から発せられる強いメッセージ

・娘のアデノウイルスがうつったのではないとは思いたいが、僕も妻も体調が悪く（僕は昨日から）、夕方以降は特に妻がしんどそうにしていて、仕事が終わって帰宅して僕がそのまま娘を風呂に入れた。いつもは風呂を少しためて少し遊ばせるのだけど、今日はシャワーでちゃちゃっと体を洗うだけにした。

シャワーが終わって、タオルで体を拭いたら、娘はずっと僕に背中を向けていて、何をするでもなくただじっと座っている。体調が悪いのかと思って顔を覗き込むと満面の笑みを浮かべた。体調が悪いわけではなさそうだ。じっと座ってはいるので、体全体にクリームを塗って、さぁ上がるよと言っても全く反応しない。脇から体を持ち上げようとすると、体をねじ曲げて持ち上げさせないようにする。で、また僕に背を向けてじっと座る。その後ろ姿はとても強いメッセージを発しているようだ。断固たる決意のようなもの。
しばらくすると、娘は風呂に置きっぱなしにしているお風呂用のおもちゃを持って遊び始めた。シャワーを止めてしばらく経っていたから、風邪をひくと思い、何度も娘の名前を呼んだが、断固たる決意の背中はそのまま、ブンブンと首を横に振った。遊び足りないのだ。その背中はもっと遊ばせろと言っていたのだ。

でもクリームをもう塗ってしまっていたし、少し時間も遅かったから、遊ばせることはできなかった。結局妻がやってきて、娘はしぶしぶ風呂からあがった。

ゴメンよ。

・ここ数日、毎日、冬にわかれてを聴いている。

冬にわかれての3人は皆好きだけれど、冬にわかれてでは、あだち麗三郎のドラムの音に聴き入ってしまう。音楽の技術的なことは全くわからないが、あだち麗三郎さんのドラムの音とリズムは単純にとても心地がいい。

冬にわかれてのライブに行ったとき、あだち麗三郎さんの生ドラムを見て聴いて、身体性の強いドラムだと思った。叩くときの体の動かし方が独特で少しクセがある印象を受けたのだが、そのクセはぎこちなさから生じるものではなくてnなんというのか体を音があるままに動かした結果そうなったという感じがした。無理がなく呼吸のようで、自然体だから聴いていてとても心地がいいんだと思う。

冬にわかれてのライブよかったなぁ。また行きたい。