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暮らしに愛情を持って・・・

今日、突然 これから料理を始めてみようか…という気持ちになった。

きっかけとなったのは、職場の同僚との昨日の会話。老齢になり、毎日の料理稼業を“卒業”したお母さんに代わって、現在は彼 (同僚) が作っている…とのこと。自分は(も)母と同居していて、普段食事のことは何もしていない。そのことについて以前、この同僚から少々咎め立てられるようなニュアンスで「何もやってないの??」と言われたことがある。何もしなくても食事が出てくる…という幸せな状況の中、料理をしよう…という気持ちが起きないのも致し方なかろう…などと思ったりもするのだが、ちょっとやってみたい気持ちが出てきた。

それでも、何か凝ったものを作ろうとか、そういうつもりはまるで無い。大分以前、地域の区民センター的な公の施設でやっている「男の料理教室」みたいなものに参加したことがあった。大層な人数の男性が仰々しく集まり (中年が多かったような記憶がある) 、ヒッチャカメッチャカな有り様だった。一応料理が完成することは完成するのだが、各人割り当てられた仕事 (←非常に不慣れ) だけを させられる する感じで全体が何も見えない。訳が分からない内に料理は完成したのだが、何一つ身に付いたことは無いように思えた。オマケに片付けは参加者がやる…ということで、コレも本当にヒッチャカメッチャカだった。私はたった一回で参加を取り止めましたワ。〈※それでも講座終了時に、“最初に集めた材料費が余っている”…との連絡が来たのでそれを貰いには行きました…〉

考えたらあの時のメニューは、結構高度な肉料理だったと思う。ああいうのでなく、もっとシンプルなものをしっかりと自分のペースでやりたいな…と思う。自分の性格からすると、易しく書かれた基本的な料理の本でも見ながら、コツコツ一人でやった方が良さそうに思える。ネットで調べたら、例えば子供向きのものとか全くの初心者向きのものとか、良さそうな本が幾つか見つかった。なんだか楽しそうだ。“料理は愛情だ”って、前に誰かが言っていた (スケートの安藤美姫だったかもしれない) 。自分も心の中に愛情は沢山あるの (相手が居ないけど) 。だからその気持ちを込めて、簡単なものから作ってみてもいいのかな…って、いま思っています。(多分、いつもこの note に書いている友達のことを思って作ると思います。)

上に書いた料理教室は一回でギブアップしたけど、やはりこれも大分前に (もう20年ぐらい前かな…)、和菓子作り教室とかパン作り教室に参加したこともあって、それはちゃんと通えました。確か仕事が見つからなくてブラブラ過ごしていた時期ではなかったか…と思います。有名な学校の、単発で参加できるような一般向けのものだった記憶があります。

あの頃を振り返ってみて、とても懐かしいです。自分も色々なことをやりました。あの時は女性ばかりで、あまり率先してやる人は何故か居なかったので、自分がホイホイ「その作業やってみます!!」って毎回手を挙げていました。そこで作ったフランスパン…出来上がったらスッゴクいい匂いで感激でした!!    (でも作り方とか一つも覚えていない…勿体ないですね…身に付いてないワ…)


ここに来て急に、いい本を読みたいな…とか、料理を作ってみたいな…とか思い始めていますが、それは毎日の暮らしを丁寧に、味わって過ごしたいな…という気持ちから来ているように思います。

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