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③友達からのメッセージ

友達が mixi の場に居ない!! ─── それは本当に大きな驚きでした。あんなに親しくやり取りを交わしてきた人が、なんで忽然と姿を消してしまったのだろう・・・信じられない思いで一杯でした。

友達が居なくなってしまったことを「呟き」にも書きましたし、日常の中で折々、彼のことが思い出されて淋しい思いになりました。

彼がもしかしたら戻ってくることもあるかもしれないと思い、mixi の自分のプロフィールに呼び掛けの文章を入れました。

その後、世の中はコロナ禍となり、すっかり生活が変わって、大切だった友達のいない 2020年を過ごしました。


2021年4月のある夕方、殆ど活用もしなくなっていた mixi のアプリを偶然開いていたら、思いがけずDMが届きました。(僕のスマホは、該当するアプリを開いている時でないと何故かプッシュ通知がされない状態なので、あの時アプリを開いていて本当に良かったです。それでなかったら、友達からのメッセージに直ぐには気付けなかった可能性があります。)

そこには懐かしい、友達のアカウント名が書かれていました。信じられないような思いでメッセージを読み進めていくと、そこには「重い病で闘病中で、いつまで生きていられるか分からないような状況です」と書かれていて。

瞬間、正直自分はマズいことになった…という思いが湧きました。厳しい状況にあるらしい友達に、自分はどういう返信を返したらいいのか…。


返信を書き終えた時には、丁度一時間が過ぎていました。

前回とは逆に、今度は僕の方から「マイミクになってもう一度繋がりませんか?」と呼び掛けると、やがて彼の方からマイミクリクエストが届きました。

こうして一年と四ヶ月のブランクを経て、僕と友達は再びマイミクとなって繋がることが出来たのです。

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