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天窓 内モンゴル

ゲルは木を牛の皮で繋いで壁になる様に円柱に骨組みが組まれている。天井は円錐になるように木で骨組みがされている。壁を羊の毛で作ったフェルトのような厚手の生地でくるりと巻いてあり、それを馬のしっぽでつくった縄で締められている。

天井も同じような生地で覆ってあるが、真ん中に天窓が開いていて自然の光や風が取り込めるようになっている。雨が降ると布をかけて蓋をする。 

すべて自然の恵み。ゲルは大地と繋がっている。

ドアを開けっ放して昼寝。そよ風に当たり入り口や天窓から雲がゆっくり流れるのが見える。

こんな時間すごしたのは何年ぶりだろう。頭が空っぽになっていく。

2002年夏 中国 内モンゴル自治区

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