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アートと私②

『絵の才能あるよね!』
ありがたい事に、周りにそう言ってもらえる事は多々あった。
でも、元々の自己肯定感の低さと美術に対する苦手意識がどうしてもその言葉を素直に受け入れられなかった。

ただ少し絵が苦手な人に比べたら、それっぽく描けるだけで上手くはない、もっともっと上手い人はたくさんいる。私はダメなんだ。と。

大人になった今思うのは、向き合わず逃げたのかな?嫌いにならない為に、と。

長い間、閉じ込めて押し入れの奥底にしまっていた箱に手を伸ばす事となったのが

『ルーヴル美術館展』だ。

遡ること数ヶ月前、きっかけとなった第一段階。
実は芸術が好き!と、打ち明けられる存在と出会い、音楽や園芸の趣味も一緒で話は大盛り上がり!
美大出身の彼女に、学生の頃の美術に対するネガティブな気持ちも打ち明けられた。
これが私なんだ!!と言えた気がしたと同時に、共感してもらえる事がすごく嬉しかった。

そして、第二弾。
また話す機会があり、思い切って
『ルーヴル美術館展』行ってみたいんだけど
どうかな?(私が行ってもいいのかな?)
と聞いてみたら、

『すごくいいよ!京セラはカフェも素敵で幸せな気持ちになるよ〜』と
優しく、私の背中を押してくれたのだ。

歴史的建造物の見物として美術館に行くのではない。私は絵画を見に行くために美術館に行く!そう思い、チケットを買い向かった。

絵画の事は何も分からない。でも、そんな私も心に感じさせてくれる作品がたくさんあった。
一際^目を奪われたのは
『アモルとプシュケ』
この絵が有名な事も知らなかった笑
でも、だからこそ?固定概念なく、
心のままに感じる事ができた。

カフェは満席で入れなかったけど、アモルとプシュケのポストカードを1枚買って帰った。

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