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アートと私①

ルーヴル美術館展に行ってきた!

美術館に行くのは人生初

これまで歴史史料館や、矢沢あい展、大河ドラマ館etc...は好きで行った事もあったけれど
美術館はハードルを高く感じてしまっていたのか、または自分が足を踏み入っていいような場所ではないというか、あえて目の前を通り過ぎるような感覚でもあり、すごく遠い存在ではあった気がする。

歴史史料館は、歴史が好きだから。
矢沢あい展は、もちろん矢沢あいさんが大好きだから。

美術館は、アートが好きだから。と言葉にできなかった(本当は好き)のかもしれない。
それは『好き』でも、自分にセンスや技術が伴っていなければ好きと言ってはいけないような。

私は子供の頃から絵を描くのが好きだった。
小学校低学年では毎年絵の賞をもらっていた。
ただ自由に好きに描いた絵が評価されるのが不思議だった。

でも、学年が上がるにつれ賞をもらう事はなくなった。
上手く描かないといけない、もう私の絵は評価されないんだと悲しくなった。

固定概念にやられて、自由に好きに描けなくなってしまった。

最後にもらえた賞は、夏休みの宿題で母に色画用紙を買ってもらい、絵の具は使わずクレヨンで遊園地の絵を描いた。
2枚繋げた絵は、半分だけ欲しいと言われ切り取られ選ばれた半分に対して賞を得た。
残った半分はいらないのか、と
全然嬉しくなかった。

それから絵はあまり描かずに、図画工作に熱中した。

中学に入ると『美術』が始まる。
一年生の時の美術の先生は自由さを重視した、上手下手で評価しない穏やかな先生だった。
そこでまた、ここが素敵!と褒めてもらえる事が嬉しかったが
二年生、先生との相性は最悪で通知表に『1』をつけられてしまった。

ここで私は完全に心を閉ざしてしまったように思う。
三年先は記憶にない。笑

高校では美術、音楽、書道の選択制だったので
もちろん美術は専攻せず音楽を選んだ。

進路を考える時期、やっぱり絵をもう一度頑張りたい。と美術の先生に直談判し放課後デッサン教室に参加させてもらったが、
またここでも、上手く描けない自分、先生と合わず辞めた。

結局、絵とは違う現実的な進路を選んだ。

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