見出し画像

牛(うし)の肉は牛肉(ぎゅうにく)

「うしのにくってぎゅうにくっていうんだよ!」

長女が4歳くらいのころに、それはもう嬉しそうに話していた。保育園の帰り道だったと思う。食事に集中させるために、「この味噌汁には何の野菜が入っているでしょう?」「これは何肉でしょう?」などとクイズにするようになったころだと思う。

①とり、②ぶた、③うし、という風に。そんな中でどこで聞いたのか、牛の肉=牛肉ということに気づいたのだろう。ひらがなの世界に住んでいる子どもにとって、大きな発見なんだなと面白かった。牛肉だけ、訓読みではなく音読みとなる。

そして昨日は、5歳になったばかりの次女。お風呂で、前髪を濡らしてつかみ、「ぎゅうにゅうをしぼっています!」と遊んでいた。そのあと。「わかった!”ぎゅうにゅう”の”ぎゅう”と”ぎゅうにく”の”ぎゅう”はおなじなんだ!」と。おぉーーーっ!!漢字のある世界に一歩近づいたぞ。何より、言葉と言葉を照らし合わせて推測したのがすごい。

それにしても牛は子どもとの生活の中に溶け込んでいる。今回もまた牛でした。その割に、保育園に「うし組」はないなあ。うちの園はりす、くま、ぞう、らいおんです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?