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DAY2:夢が叶った日

空港でなんとかバスを見つけてホテルまでたどり着いたと思いきや、私が予約したのは別館らしく、本館でチェックインを済ませた後、更に徒歩10分ほど移動。

部屋に荷物を置き、その日は世界最北端とも言われるマクドナルドで夕食を済ませてそのまま就寝。

(マックに行けばその国の物価がだいたい分かると思っているのだけど、フィンランドは日本の倍近い値段でした。正確に覚えていないのが悔やまれます・・。)

そして翌日。

天気はそこまで良くないけれど、雨も雪も降っていない絶妙な感じで気温は+15℃前後。真夏とはいえさすが北極圏の入り口ですね真冬の沖縄で着ているジャケットを持って行って大正解でした。

異国の冷たくも気持ちいい空気を感じながらホテルでもらった地図を頼りに、サンタクロース村行きのバス停へ。

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30分ほどバスに揺られて、ついに夢の場所に到着しました!!

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これこれ。ここここ!ついに来てしまいました!!写真中央あたりに見える白い線の向こう側はもう北極圏なんです!まさか自分がこんな北の果てまで来れるなんて本当に感激でした!

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施設内はいろいろとお土産も売っていて、真夏というのにどこもかしこもクリスマス一色。どこを見ても本当にかわいくてかわいくてキューーンとなります♪

うろうろと見て回るだけでも楽しいし少し緊張してもったいぶっていたけど、ついにあの方がいるというお部屋に向かいます。

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ドアを開け、長い通路を通り、順番待ちをし、15分ほど待っただろうかというところでいよいよ私の番!

部屋に入ると目の前に!サンタさんが!いました!すごく穏やかな雰囲気で思ったよりもおっきくて、優しく包み込むような感じというかなんかすごく素敵でした。

きっといろんな国の人たちが来るからいろんな国の言葉を話せると思うんだけど、感激してテンション上がって一人でばーーっと話してしまいました。何の会話したかは覚えてないけどね。w

英語やっててよかったーーって心から思った瞬間でした。

ほんの数分間の夢のような時間は本当にあっという間に過ぎ、最後にスタッフの方が写真を撮ってくださいました。

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(これ自分史上最高のお気に入りの1枚になりました。)

観光施設なので当たり前ですが、ビジネス感が否めないところは至るところにありました。けれど、子どもの頃から夢見続けてきた場所に来れたこと、そして憧れのサンタさんに会えたことは本当に嬉しく本当に素敵な経験だったと思います。

興奮冷めやらぬままサンタさんの部屋を出て、なんとか落ち着こうと施設内のベンチでほっと一息ついて、静かに余韻に浸っていました。(一人旅なので顔には出せませんが、もしかしたらニタニタしていたかもしれませんね。)

その後お手洗いに行き、また施設内をうろうろ歩いていたところでふとポケットに手を入れたら・・・

・・・ん?

ない・・・?

え?

なーーーーい!!!

ポケットに入れてあったはずのケータイとデジカメがなーーい!!

えーーーーー!!!

ここは外国。デジカメは最悪なくてもどうにかなるけど、ケータイだけはお願いします!(誰に?w)一人旅中だからケータイだけはないと困るんですけどぉぉぉぉ!!!!

サンタさんに会えて幸せ全開だったさっきまでの気持ちが一気に焦り変わり、焦りながら記憶を遡ってみると、お手洗いかもしれないという一縷の望みを託してさっきの場所へ逆戻り。もちろん小走りでね。

しかし戻ったはいいけど、使用中。

(えー。お願いします。お願いします。)

って唱えながら待ってたら、なんと、まだ中に放置されていました!

良かったぁぁぁぁ!!!

あの時の安堵といったらもうないですね。短時間とはいえ、貴重品から目を離してしまったにも関わらず、こうやって手元に戻ってきたっていうのはやっぱりフィンランドって治安がいい、平和だなぁって実感しました。

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最後にこの、北極圏に来ましたよっていう証明書を頂き、ホテルがあるダウンタウンへ向けてサンタクロース村を後にしました。

いやぁ嬉しさと焦りのふり幅が激しすぎて本当に充実の1日でした。

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