レボントゥーレが見たくて
レボントゥーレって?
フィンランド語でオーロラのこと。日本語で発音するとこんな感じで聞こえます。
電気を帯びた太陽風が大気圏に侵入するときにそこでエネルギーが発生し、その時に出る光がオーロラとして地上から見えているという自然現象なのですが、暗い空に輝くあの光が実は太陽が関係しているのは意外ですよね。
そんな科学的な論理の一方で、ラップランド地方(フィンランド北部)の先住民サーミに伝わる伝説は別にあります。
キツネが北極圏の丘を走るとき、尻尾が雪原に触れ、それが火花となって巻き上がり、夜空に光となって現れるのだとのこと。オーロラがフィンランド語で、「狐火」を意味するレヴォントゥレット(revontulet)と呼ばれのは、そんな伝説に由来しているのです。//フィンランド政府観光局 https://www.visitfinland.com/ja/
オーロラはラップランド地方では実は年間200夜ほど発生しているのですが、夏は白夜といって夜中までずっと明るいからなかなか人間の目では見ることはできません。
そう。オーロラ観測には、暗さと雲がない晴れた空が必要なんです。大気圏での現象なので雲があるとそれが邪魔してしまいますからね。
出発~
そもそも田舎なので中心地にいても徒歩で少し行けば暗闇があって、観測はできるのですが、より暗い所へ~ということでスノーモービル体験も兼ねて森の中に入って行きます。
(漆黒の森の中。ライトが雪の白に反射してすごく明るい)
(オーロラ待ちながら暖をとります。温まるぅ~!)
自然現象だから見れない日ももちろんあるし、見れたとしてもめちゃくちゃ薄かったり小さかったりしてガッカリすることもあるけれど、だからこそ、イメージ通りのおっきくて色が濃い特大バージョンを見れたときには本っ当に感動!!!
(実は、実際にオーロラ見るまではそこまで興味がなかったのはここだけの話。w)
ただ、いつもケータイしか持ち合わせてないし、ゲストではないのでパシャパシャと撮りまくるわけにもいかず、あまり写真が残っていないのが残念。トップ写真はその中でも比較的よく見えた時のものです。
(これは写真の写真。こんなおっきいのほんとにテンション上がる!そしてオーロラに押されぎみだけど、実際は、満点の星空も負けず劣らずびっくりするほど本当にきれい)
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