マルチリンガルとの結婚生活 言語でキャラが変わる?

今日は久しぶりの青空。先週からずっと雨の天気が続いていたので、なんだかげんなりでしたが、最近は梅の花?みたいなのも咲き始めて、春が近づいてきているなぁ、と幸せな気分になります。

はてさて、昨晩夫のクラスメートのお誘いで、彼の所属するカレッジのフォーマルディナーに参加しました。これは国際結婚の方は同じ思いをされているのかな?と思うのですが、だいたいこういうパーティーに参加すると、いくつか共通して聞かれることがあります。

1.二人の馴れ初め(→これは必ず聞かれるやつ)

2.普段何語で話しているか

3.何料理を普段食べているか

この辺りは必ず聴いていただくので、夫も私もいつも同じパターンで説明することに慣れていて、もはや打ち合わせ済み並みの分担作業で、合いの手を入れ、トントントンと説明していくわけです。

で昨日は、普段聞かれる質問に加えて

4.喧嘩する時は何語が楽か

という質問を受けたのですが、そこで急に二人ともうーん🤔となり、ちょっと考えてみました

で、私の答えは「英語」

なぜなら、日本語を話している時と、英語を話している時の自分の人格が違って、日本語で話す時はあまりはっきり言ったり、怒ったりすることが得意ではないから。一方英語では、主語をはっきりと出したり、直接的な表現が多いので、感情を表しやすいと感じるわけです。中国語は悪い言葉がボキャブラリーにないので、無理と。笑

で、夫の答えは「中国語」

中国語の方が感情表現のバリエーションも多く、さらにスラングを混ぜたら私が理解できないから、ちょうど良いとのことです(T_T)

家で中国語を話し、外で英語を話して育った夫は、感情的な部分は中国語、ビジネスや数値的なこと、論文を書いたりは英語で話す方が楽だと言います。本人曰く、むしろビジネスの話を中国語でしようと思ったら英語の単語を入れてしまいそうだから、どっちも中途半端なのかも、と話していました。

確かに私が見ている限り、夫は言語を使い分けというか英語と中国語を話す時キャラが多少異なります。英語の時は基本、真面目トーク。中国語の時は感情表現が豊か。ギャグはシングリッシュで福建語や広東語、マレー語を混ぜてきます。

そしてなぜか、ロマンチックなことは日本語が言いやすいらしく(母語じゃないから恥ずかしくないと)。。考えてみたら初めて付き合ったときも、プロポーズの時も日本語でした。

あまり関係ないのですが、よくものまね上手は言語がうまくなる、と言いますが、私は夫もその1人だと思っていて。それを強く感じたエピソードがあります。

一年前のプロポーズ当日。お店から場所から全て一生懸命考えてくれた夫。キャラじゃないのにマリーナベイサンズのバーを予約してくれて、その場で薔薇をもらい、こちらとしては、おっ、いよいよ来るな。。と思っていたところ

緊張している感じの夫が急に日本語で話出しました。で、聞いてるとすごく素敵なことを言ってくれてるんですが、なんか、この少し特徴的な喋り方、、どこかで聞いたことある。。と。

夫「あのさぁ。。俺ぇ」

私(夫が珍しく俺って言ってる。。俺とかアクティブなワードだったんだ。。🤔)

そして、何故かわたしの脳裏に浮かぶ透明なガラスのりんごと久保田利伸の曲。。

踊る男性グループ。。

んん??

私(なんか、、今日の話し方、、、ちょっとキムタク風??)

夫「俺、おまえがぁ。。」

私(おまえ⁉️😂)

顔も外見も大真面目なのに、話し方がちょっぴり俺様なのと、キムタク風なのが面白すぎて😂

ずっと堪えてたんだけど、後で聞いてみたところ実は夫、この日のために木村拓哉さんのドラマのYouTubeを1カ月毎日見て、聞いて、プロポーズの言葉を一生懸命練習してくれたそうなのです。

結果、普段めっちゃ穏やかな夫と相反するように、めっちゃキムタク口調でを習得していて、その再現度は本当にお見事で🤣

私「練習してくれて本当に嬉しいけど、普通に英語で良かったのに〜」と言ったら

「だって、英語で言うの恥ずかしいから。。中国語はもっと照れる☺️」

と。本人なりの謎の基準があることを教えてくれました😅😅

で、ちょっとキムタク口調だね〜と話したら、

「Oh really😆」

だって。

そうか!嬉しいのか🤣ならよかったよ。    

そんな夫と生活して、1年目の結婚記念日を迎えました。これからもお互い仲良く、楽しく、健康を大切に生活していきたいものです☺️

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