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スポーツの魅力

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自転車競技やトレイルランニングなどを通じて考える様々な角度からスポーツの魅力について。自身が選手としてはもちろん、大会オーガナイザー&大会を支援する側としての視点、何よりそのスポ…
運営しているクリエイター

#ランニング

変わらないもの、変わりゆくもの

僕は愛知県の北東部に位置する奥三河というエリア、自身も暮らす新城市で年に二回トレイルランニングのローカル大会を主催している。規模としては各大会毎に参加者関係者で1000名ほどの規模のものだ。 ■DA MONDE TRAIL webサイト 都市部のイベンターが地方を間借りして大会を運営するのではなく、地域発、地域密着型の活動として活動し、行政連携、地域連携、新たな地域ネットワークや活力を生み出しながら6年が経った。 しかしこの春からの世界を覆う緊張と非常事態の中、春の大会

Run for Joy

昨夜【2020 DA MONDE TRAIL Challenge Autumn】というエントリーにてこの秋、10月25日に予定している2020 DA MONDE TRAIL Challenge Autumn 開催の是非について書いた。自分自身が大会事務局としてかなり葛藤した決断で、大会のwebページに掲載する文章にも悩んだ。以下原文のまま紹介させていただく。 【2020 DA MONDE TRAIL Challenge Autumn 開催の是非について】 2020 DA

僕の走る世界/見え過ぎないから良い

ご存知の方も多いとは思うが、僕は愛知県新城市に住んでいる。愛知県の北東部、奥三河と呼ばれるエリアの入り口に位置する人口約45,000人弱の自治体だ。人口の割りに面積が広く、県内では豊田市につぐ2番目の広さ、そして面積の8割ほどを森林が占める典型的な山間地域と言えるし、愛知県の中にあっては数少ない過疎地域でもある。「自然豊で…」という使い古された常套句で表現される様な場所だ。まぁ、しかしものは考えようで、長野の様に高い山も、沖縄の様な美しい海もないけれど、親しめる山や森、そして

ランニングにまつわる悲喜交々

僕の周りには運動を好まない、または「運動はいいわ(遠慮するわ)」という人も多数いる。スポーツにまつわる仕事や活動をする人の人間関係としてはそうした「苦手」な気持ちを抱く人の数が周囲に多い方だと思う。そういう僕も「辛い」と思っている一人だ。特にロードでのランニング。ロードでのランニングをこよなく愛す友人も多いのできちんと書かせてもらう。 それは「辛いけれど嫌いではない」というのが一番正しい表現である。 ロードでのランニングを愛し、苦もなく日常化している人からすればきっと「ど

400日

気がつけば400日ぶりのランニングだ。久しぶりに登場した下記の写真は僕の体の中。現在でもこの5本のボルトは僕の体の中にある。 トレーニング中に怪我、緊急搬送、そして手術、3週間の入院。そしてこの砕けた骨を支えてくれているボルトの抜去はまだ出来ていない。退院しリハビリとともにすぐにサイクリングは開始した。12月からは無理のない範囲でレースにも復帰した。 けれどランニングは患部に対し打撃にも似た直接的な突き上げ&衝撃、負荷、患部をかばう代償運動、またはかばうことによる体のバラ

市民大会

9月13日(日)に第1回となる「フォトロゲイニング in 新城」の市民大会が新城市役所スポーツツーリズム推進課の主催により開催される。 これまで10年以上にわたりアウトドアスポーツを用いた誘客事業を展開していきた新城市にとって(おそらく)初となる市民向けのアウトドアスポーツ体験の場ともいえる大会だ。参加資格があるのは新城市内に「在住」「在勤」「在学」のいずれかの資格を有する必要がある。チーム競技であるため、そのチームの中に必ずその「日常的に新城に関わる人」をが入っている必要

最初の一歩

そう「走りたいなら走れば」そうやって言われることはわかっている。最近ランニングしたいなと思っている。特にトレイルランニングで僕が暮らす街の裏山を走りたい。もちろん自転車でも楽しい。けれどトレイルランニングにはトレイルランニングでしか味わえない魅力があり、それはまた違った趣を持って山を森を満喫するひとつの手段だ。 「そう、そんなに走りたいなら走ればいいじゃない」そんなセリフが聞こえてきそうだ。「走りたい」と思っていも最初のひと踏みが出ない。それは走り出す一歩なのかもしれないし