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私の仕事 自殺防止(11)


はじめに

皆さんこんにちわ。
米国アンガーマネジメント協会公認アンガーマネジメントファシリテーター及びACC公認NLP Neuro Linguistic Programmingライフコーチ ラングめぐみです。

ラングめぐみの自己紹介


はじめてこの記事に来てくださった方、どうもありがとうございます。
私の紹介はこちらです。宜しければ是非お読みください。


今日のテーマ 自殺防止



またいつも見て読んでくださる方、今日も本当にありがとうございます。
さて今日は現在の仕事の一部であるボランティア仕事の自殺防止について書きたいと思います。

前回の記事はこちらです。

何回か一般医にむけて自殺について書かれたWHOの報告を

紹介しています。

今回は自殺行動に及ぶ危険の高い患者をどのよう
に発見するかについてです。

自殺行動に及ぶ危険の高い患者をどのように発見するか


自殺に関連する以下のようないくつかの個人的かつ社会人口動態的要因がある。
• 精神障害(うつ病、アルコール依存症、
人格障害)
• 身体疾患(末期で、激痛を伴い、進行
性の疾患:たとえば、AIDS)
• 自殺未遂歴
• 自殺、アルコール依存症、他の精神障
害の家族歴
• 離婚、死別、単身生活者
• 社会的な孤立
• 失業、定年退職
• 幼児期の死別体験

患者がすでに精神科治療を受けている場合は、以下のような時にとくに自殺の危険が高まる。
• 最近、退院したばかりである。
• 以前にも自殺を図ったことがある。
さらに、以下のような最近経験したストレッサーも自殺の危険に関連している。
• 別居
• 死別
• 家庭の問題
• 転職、経済的な問題
• 強い絆のあった人からの拒絶
• 裁判で有罪になる恐れやそれに伴う恥辱感。

調査のために自殺の危険を評価するさまざまな尺度が開発されてきたが、自殺の危険が緊急に迫っている人を発見するためには熟練した臨床家による面接ほど有用なものはない。
自殺行動に及びかねないさまざまな状況に医師は出会うことになるだろう。高齢の男性が最近妻を亡くし、うつ病の治療を受けていていて、単身で生活し、以前にも自殺を図ったことがあるといった人と、失恋したために手首を数カ所切ったという若い女性は、両極端の事例と考えてよいだろう。
しかし、現実には、ほとんどの患者がこの両極端の間に位置し、揺れ動いているといってよい。

ある患者が自殺するのではないかと医師が妥当な疑いを抱いた時に、それでは、その後どのように進めていけばよいかジレンマに陥る。自殺の危険が高い患者に対処するのが苦手な医師もいる。そのような医師は、自分の感情について十分に意識しておきながら、患者に対処するにあたって、同僚や精神保健の専門家に援助を求めるべきである。けっして、自殺の危険を無視したり軽視してはならない。

もしも、医師が自ら患者に対処していこうと決めたのならば、最も重要で緊急な第一歩は、たとえ待合室に他の多くの患者がいたとしても、その患者に十分な時間を取ることである。
理解しようとする態度を示すことによって、医師は患者との間に良好な疎通性を築き上げることができるだろう。あまり、答をはっきり求めるような直接的な質問は最初は望ましくない。「すっかり困っているように見えますよ。どうしたのか話してみてください」などと語りかけるとよいだろう。
共感を示しながら相手の訴えに傾聴すること自体が、自殺の危険を伴うような絶望感を徐々に和らげていく最初の重要な一歩となる。

今までのまとめということもありますが、

特に自殺傾向の高い人がまずリストされています。

そして医者ではない私たちにとって大切なのは、

このような危険が高い人についての前知識を持っていること、

きちんと死にたいという話を聞くこと

そして自分のできる以上は専門家に任せる

ということだと思います。




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今日はここまでです。
記事を読んで頂きありがとうございました。

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