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好きな色にメンタルを見る

青系のお洋服が基本的には好きなんだけど、ここ数年の私の流行色はクリーム色系だった。汚すのが怖いから、真っ白は選ばない。クリームだけでなく淡い色素の薄い色が私の中での流行だった。

短気な性格だから、冷静を保つために青系を選ぶのかなあと思っていたけど、ここ数年その青が寒々しく感じるようになって、温かみのある色を選びがち。メンタルがちょっと落ち着いてきたのだろうか。

そんなことを考えつつ。最近の悩み。

そんなに混んでない電車の中で座っていると、私の前に立ち塞がる人が多い気がする。男の人が多い。何故、私の前で立つの? すげー圧迫感。見渡せば空席もチラホラあるのに、なぜ座らないんだ??? 視界いっぱいに下半身。気持ち悪くなってくる。

ある日座席の中ごろに座っていた時も、私の前に60歳ぐらいのおじさんが陣取った。座席の端っこのほうにも女性が吊り革を持って、座っている人と対面して立っていたけど、おじさんと女性の違いに気付いた。

座っている人との距離が、女性のほうが一歩分遠い。私の前で立ち塞がるおっさんどもとの違いにここで気付いた。

何故、こんなに遠慮がないんだ???

そこで気付いた。私の白っぽいアウター。もしやわたし、存在感がない?

来季の冬は赤いコートを着るか…。

赤いお洋服は昔から苦手だ。特に赤いコートは美人さんやスタイルのいい女性しか着てはいけないと勝手に思っている。気質が選ぶ色に影響するなら、短気な私が着てもいけないし。

しかし、威嚇になるならアリだなと思ってネット検索すると「赤いコート 何歳まで」なんて余計なお世話な予測ワードが出てくる。

やっぱり私みたいに、美人が着るものと思っている人がいるんだな。でも、年齢は関係なく似合う人は似合うよね。華やかで凛とした雰囲気の人。

赤いコート…。いくら想像しても、自分には似合わなそうだ。ぼんやりした顔だから(カメラのフラッシュでのっぺらぼうになる)、ぼんやりした色を選んでいたのかもしれない。

折衷案として黄色いコートの導入を考え始めている。

話は変わって。引っ越してから初めて利用するクリーニング屋さん。セーターを何枚かお願いした。

受付のお姉さんたちが相談している。「これは何色かしら?」「青?緑?」

青緑色は特に好きな色。クリーニング屋さん的には識別のためにどっちかじゃないとだめなのか、ふーん。

「これはグレー?茶色?」「これは黄緑?黄土色?」

渡したセーターの色について、ことごとく悩ませている姿を見ながら、青緑だけでなく私ってどっちつかずな色が好きなんだなと気付かされた。

黒でも白でもない、オレたちはGLAYだ、と言うつもりはないけど、人生にはハッキリしなくてもいいこともある。とは思う。

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