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鎮静剤あり、の胃カメラ

あらすじ

直腸がん(Ⅲb、1年8ヶ月経過観察中)ここ2ヶ月腫瘍マーカー上昇中。メンタル低下中。

 腫瘍マーカーがなぜ上がったのか?ということで原因追及第一弾、胃カメラです。わたしは胃カメラと聞くだけで吐き気がするくらいの胃カメラ嫌いです、そのため今回は鎮静剤で夢見心地の隙の検査を希望しました。
 さあ、本番がやってきました。まず、胃の気泡をとる薬をのみます。そして、看護師さんが点滴を注入。生理食塩水、あとで鎮静剤を静注するそうです。
 検査室へ通され、「上むいて寝てくださいね」と看護師さん。「これを喉にためてください、麻酔です」と紙コップの入った液体を渡されました。『え?仰向けで飲むの?こわ!』と思いながら、こわいので躊躇すること1分半。看護師に促され、飲み込まずに喉にためました。そして「はい、飲んでくださいね」と看護師さん。ゴクッ。喉の感覚がおかしくなりました。わたしは緊張すると唾液と一緒に空気を飲み込む習性があり、、空気が喉につまりえづくわけです。検査の緊張+麻酔で、えづきまくりました。そして先生から「鎮静剤、追加してー」を聞いたのを最後に意識がなくなりました。気がつけば、検査終了2時間後。「起きてくださいよー」と看護師さん。ふらふらと立ち上がり、千鳥足で待合室へ。
 「け、け、結果はどうでしたか?」と看護師さんに尋ねると「生検もなかったですし、大丈夫かと思いますよ。」とのことでした。『よかったぁ』と心の底から安堵しました。なんせ、胃の調子が悪かったから胃がんにでもなったのか、と不安で不安で。次は造影剤CTで全身検索。腫瘍マーカーが上がった理由がわかるだろうか。

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