見出し画像

直腸がん診断から1年7ヶ月 元気に生きてるもんだ

2021年10月の直腸がん診断から1年7ヶ月経ちます。確定診断はstage Ⅲb。2021年12月がんの除去により直腸と肛門を切除、ストマ(人工肛門)所有です。

【心理的変化】
診断直後は「人生おわった!」でした、肛門をとった後、半年くらいまでは再発・転移・抗がん剤副作用に脅え、抗がん剤終了した術後一年目あたりから「わたしは多分死なない。だって今こんなに元気だから」に変わりました。
ただ、「多分死なない」と思う反面、普通の方より「死ぬこと」を身近に感じていると思います。
ちなみに5年無再発生存期間、つまり「5年間再発しない率」は約70%です。再発は10人に3人てとこですね。まあまあ死に近いことには変わりありません。しかし、ここに来て「わたしはその3人には入らない」という根拠のない自信があります。すでにがんになるという『くじ』を引いているのにねぇ。

【なぜがんになったか】
最初は「なんでわたしが?不摂生だった?食事が悪かった?睡眠?ストレス?」と考えまくりましたが、「わたしよりも不摂生している人が世の中ごまんといる、考えてもしゃあない」と思いました。時に「あの人はなんであんなに不摂生しているのに健康でわたしががんになるんだ!」と腹が立つこともありました。結論、考えてもわからない。

【永久ストーマについて】
永久ストーマか一時ストーマか、選ぶことができましたので悩みまくりました。普通の生活が送れなくなるのでは?旅行やスポーツができなくなるのでは?と。今は…、ストーマになってよかったと思います。
よかったことは
○トイレにこもることがなくなった
○緊張による下痢でトイレに駆け込むことがなくなった
○家族のトイレ戦争に巻き込まれなくなった
○下痢や便秘を気にしなくなった
○大腸内視鏡検査が楽
○身体障害者4級で観光地、新幹線や高速道路は割引があり、減税もある。障害年金は3級(最近知りました)

そうですね、いいことだらけです。トイレを気にしなくて良い、のはわたしにとってストレスが減ったことになります。

この前は山を走るレース、トレイルランレースに出ましたよ。

悪いところは
○外出先でパウチ(うんち袋)からもれるとパウチ交換が大変。
障害者トイレがやはり使いやすいので、ないときはなかなか苦労しますね。実はわたし、パウチ交換をするときほぼ全裸になります。うんちが服につくとアウトなので。

○ストーマ周辺のスキントラブル
びらんができたり、出血したり、痒みがあったりと24時間異物をお腹に貼っているのでなんらか肌はトラブルを起こします。

こうやって考えると良いことだらけです。

大衆浴場の際に人目が気になりますがそれも慣れました。おっさんから「そんなうんち袋をお腹にぶら下げて汚い!」と言われたら「おっさんも肛門を露出して風呂入ってるやろう、わたしは肛門すら袋の中や、つまり私の方が清潔」と言い返すつもりです。

がんになり人生が変わりました〜。仕事は常勤から非常勤に、そして本を出版、講師業をはじめたり。

「人間いつ死ぬかわからん!やりたいことはやっておく!」という価値観になったためでしょう。

【ワクチンによるターボ癌について】
わたしのがんは…ワクチンも影響してると今でも思ってます。がん診断は2回目ワクチンを受けて数カ月後でした。
家族、親戚と私含めてこの3年で6人、がんになりました。うち末期がんが5人、進行がんが1人。因果関係不明ですがワクチン接種後死亡者数は2000人超、国はなぜやめないんだろう?超過死亡者数もコロナ死だけでは説明がつきません。それでも周りで6回目を接種する方もいます。証明は困難かもしれませんが薬害認定になったときのためにワクチン接種証明を保管してます。お気をつけて。

以上、がんサバイバーからでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?