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がん再発7ヶ月目⑧ 明日は自力でトイレに行きたい

【あらすじ】
41歳で直腸がんと診断され、化学療法→放射線治療→手術により一旦、『がん』が消失したかに思えましたが、約7か月前に『がん局所再発』しました。人工肛門保有です。

『手術は無理です』と主治医に言われましたがセカンドオピニオンで大阪大学付属病院で『手術できるよ』とのことで7/3手術に臨みました。しかし、腹膜播種により手術は中断、現在術後3日目。

【本編】
わたしもリハの専門家なので自分の歩行レベルを分析してみました。まず『歩行器レベル』でして20m連続歩行で息切れヘロヘロです。手術傷の痛み、横になる時間が多いことによるバランス障害(軽い廃用)、軽度の起立性低血圧、痛みによる姿勢障害、思考(痛いから歩けない)が原因ですかねぇ。

不思議と『よし!スピードアップ』とか『大丈夫!いける!』と思うと、一瞬パフォーマンスはよくなるんですが、自己イメージと実際の身体状態が一致していないせいか、すぐに疲れます。

やっぱりリハの基本は、ご利用者が『自己イメージ』と『実際の自分』を一致させて、できることを探っていくことだなー、と体感しました。

今日は『あれ?昨日より起き上がりと寝返りがスムーズ!』ということにも気づきました。『行動を起こして自分に気づく』認知作業療法ですねー。

かれこれ3日シャワーできてないから背中が痒い💦

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