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再発16日目『化学療法開始』

昨日から3泊4日の入院。目的は『CVポート埋込』『化学療法開始するため経過観察』です。
昨日は『CVポート』の埋込手術。抗がん剤を腕の血管ではなく鎖骨下静脈に直接流し込む装置です。これでわたしは2日間、ぶっつづけで抗がん剤を体内に流し込めるんてすね。
今日は『化学療法開始』の日でした。昨夜から緊張。夜中に看護師さんに不安を聞いてもらおうか、いやいや看護師さんもそんな暇やないやろ、で結局やめました。

そして、いよいよ、アレの時間です。

『The 化学療法 Hour』

事前に薬剤師さん、主治医、看護師さんからたっぷりと説明を受けておりました。

「副作用ってのがあるんですよ、頑張りましょう」と。

『え〜、頑張りたくないんやけどな〜、頑張ってきたから、がんになったかもなので、もう頑張りたくないんやけどな〜』

『頑張りましょうではなくて、おクスリと病気と一緒にうまく付き合っていきましょう』でしたら、よしそうしよう。となるかもですね。ここは作業療法士らしく、そういうスタンスで。

化学療法前にうたた寝をしていたので、頭がボーっとしたまま開始。あっという間(と、いっても全部で3時間以上)に劇薬のイリノテカン点滴終了。次は46時間5FU(ファイブエフユー)というポートから点滴。

46時間って何かね。長すぎやしないかね。

幸い5FU真っ只中ですが特に副作用はありません。吐き気止め点滴も増量してもらってます。辛いのが2〜3日目といいますが。

毎回思いますが、抗がん剤を扱う看護師さん、まるでバイオハザードのような防護服です。劇薬、毒物…そんなものを身体に直接入れてよいのかね。

担当は1年目の看護師さん。説明がうまく人柄に安心感を感じました。ベテランにはベテランの、新人には新人の良さがあるんですよね。勉強になりますね。
時々『わたしは友達かい!』とタメ口の方もいらっしゃいますが。

タメ口でも関係ができてればいいんですが、医療職と患者の上下関係を感じさせるようなタメ口はアウトです。わたしもそうならないように、戒めます。


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