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がん再発7ヶ月目⑤ 明日は手術

【あらすじ】
41歳で直腸がんと診断され、化学療法→放射線治療→手術により一旦、『がん』が消失したかに思えましたが、約7か月前に『がん局所再発』しました。人工肛門保有です。

「この再発がん、手術は無理でしょう。化学療法でがんをコントロールしましょう。」と言われ、化学療法のみでは2年前後の余命と思いきや、明日、根治手術ができることになりました。入院2日目。

【前日の準備】
『ウロストーマ(尿をお腹から出す穴)』の位置決めがありました。マジックでお腹に「ここらへんやな」と看護師さんにマークされます。
そして下剤ピコスルファートを飲み、食事は引き続き昨日お昼からエレンタールという液体を飲んでいます。お昼に会社の方とzoom、あ、あとはシャワーで清潔にしてひげをしっかり剃っておけ、と手術前の説明書に書いていました。
夜に抗菌薬を二種類、下剤を二錠のみ準備万端。明日は7時に起きてからに、9時から全身麻酔で明後日にワープですかね。目が覚めなかったらどうしよ、なんてことも考えたりしますが、99.9%目が覚めるでしょう。起きたらICUで苦痛が待っている、かな。

同じ病棟の年配の患者さんは手術を乗り越えてきはったのかなあ、と思います。みなさん手術してICU入って耐えてこられたんだなあ、と思うと私も大丈夫だ、と思えます。

【麻酔科からの説明】
午前中に麻酔科看護師さんより術前、術中、術後の麻酔に関して説明がありました。そしてなぜか午後も麻酔科の方が来られ…名乗らずにわたしの嫌いな『初対面ため口』で説明のようなものをされていかれました。最後にガンガンに睨んだので『あの患者さんは何か怒っている?』と思われたでしょう。

【看護師さん】
手術に備えて、ルート確保で注射をしてもらいました。そこで看護師さんと少しお話をしまして感動しました。『なぜ看護師になったか』をサラッと話してくださったのです。そういった話にすぐに心を動かされてしまうのは年齢を重ねたからでしょうかね。

励ましのご連絡、ありがとうございます!

いよいよ明日。でたとこ勝負。


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