見出し画像

がん再発7ヶ月目⑩ 尿道カテーテル挿入は痛いのかい痛くないのかい

【あらすじ】
41歳で直腸がんと診断され、化学療法→放射線治療→手術により一旦、『がん』が消失したかに思えましたが、約7か月前に『がん局所再発』しました。人工肛門保有です。

『手術は無理です』と主治医に言われましたがセカンドオピニオンで大阪大学付属病院で『手術できるよ』とのことで7/3手術に臨みました。しかし、腹膜播種により手術は中断、(小腸閉塞部切除&腸つなぎ合わせ+仙骨一部切除はされてます)現在術後5日目。

【本編】
いよいよ身体に入れられいました様々な管が抜かれました。ドレーンチューブ①、麻酔用チューブ、点滴ルート(内頸静脈)、尿道カテーテルです。5日目でこんなに抜ける?前の手術のときとエライ違いです。

一つだけ、骨盤底に挿入されたドレーンチューブ②を残すのみ。90%自由です!

歩き回れる!

しかし、トラブルはひたひたと足音を立ててやってくるのです。

そのトラブルとは『おしっこが出ない』です。

午前中、抜管し夕方前になっても排尿できないんです。なんか、お腹にだけ力が入って『肝心なところ』は感覚がおかしいんです。

看護師さんに報告すると、『また夕食後にトライしてダメだったら、尿道カテーテルをもう一度入れることになるかも、先生に相談してみます』とのことでした。

私は戦慄しました。

え…、あの痛くて有名な尿道カテーテルを挿入?(先から膀胱へ細い管を通す)

その後、水を飲んだり歩いたり休んだり、トライしたりを繰り返しましたが…てんでダメでした。自力排尿できません。やっぱり感覚がおかしいんです。

一方、看護師さん用のYouTube番組でどうやって尿道カテーテルを入れるのかをみて、また戦慄。こんな所業に人間は耐えられるのだろうか。いやみんな耐えられてるかもしれないですが私は耐えられないのでは。と思考がループしました。

そして夜に尿量計測器で膀胱内200mlちょっとでした(あまり溜まってなければ一時見送りでした)

尿量カテーテル最挿入決定です。

看護師さんが準備され、いよいよです。

管にジェルをつけられ、いざ。

『あれ?おもったより痛くない、ただ気持ち悪い…』

時間にして30秒くらいでしょうか。

上手な看護師さんで心底よかったです。

看護師さん、何でもできるんですね。

ますます尊敬です。

ちなみに抜管するときも、痛みではなく『気持ち悪さ』が主です。

今後ちゃんと自力排尿できるんだろうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?