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クラスの端から君を妬む

突如降るゲリラ豪雨も悪くない。 窓ガラスは鏡のように教室を反射する。 視線の先には君が笑顔で笑っている。 でも僕は君には近づけない。 僕なんか穢れた生物が君なんかに接してはいけない。絶対に。 君の笑顔を励ましに今日を生きる。

    • 責任は、自分のせい。

      自分で死にたいと思ったとき、僕は責任を自分に向ける。 自分に責任がある。そう考えることで回りを恨まずに生きることができる。 どうしようもない、怒りの矛先を 全部自分に向けて。 あなたは悪くない。 そんな耳触りのいい言葉なんて聞きたくない。 世間のすべてを恨んで、都合を悪くして。 自分に責任を向ければ、自分だけが変わることで世界が良くなるとわかる。 そう、自分だけ。 全部自分のせい。 出来損ないの自分を恨んで明日を生きる。 心に重しをひっかける。どっかに引っ張ら

      • だって、できない。

        僕は、体育の授業が嫌いだ。 そして、苦手だ。 サッカーの授業があった。 先生が、動けというのでできるだけボールを触れるように頑張った。 クラスの一軍が、僕のことを何もしていない、邪魔だと言った。 干渉するなと。 僕は、何もせずにボーっとたっていた。 クラスの一軍がまた言った。 「邪魔だ、要らない」と。 頑張ったところでどうせ怒られる。何もしなくても怒られる。 体育の授業は残酷だ。運動ができない人に対する逃げ道が用意されるわけでもない。授業をサボって目の前のPCに助

        • 生と死の価値の差と生きる希望

          生きてることが凄いなんて誰が決めたんだ。生きるも死ぬも選択肢でしかないし、どっちを選んだって良い。 死ぬ権利を持っている、死ぬ自由を持っている。それが希望になって今日を生きる。 たぶん躁鬱な僕でも「死のうかな」なんて一言呟いて、楽になって、今日も生きている。 生きてるのって疲れる。 とてもエネルギーを消費する。 そこまでのコストをかけて生きるかどうかは自分で選びたい。 死ねば楽になれる。いつでもこの苦しみから逃げ出すことができる。 そんな思いで今日を生きる。 泣

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