ここにいて、ここにいない...リモートドアホン
高齢者の一人暮らしを見守るサービスはたくさんありますが、一軒家独居時代に便利だったのがリモートで使える玄関のインターホン。これぞ本当にリモート同居感が満点の便利商品でした。おすすめです。
スマホアプリで訪問録画をチェック
「最近、見知らぬ男性が訪れてきて、うっかり出て会話しているようですよ」と、ヘルパーさんから報告がありました。
独居のmy母(83歳)はかつて知らぬ人がチャイムを鳴らしても出ないという習慣があったのですが、要介護になりヘルパーさんなど訪問者が増える中、いつの間にか「知らない人でも出た方がよい」という意識に変わってしまっていました。
「最近家に知らない人が来た?話した?」と尋ねても「うーん、、、覚えてないねぇ」とmy母。これは事件に巻き込まれてはいけない、と、防犯のために、モニター録画できるインターホンを探しました。
すると、録画できるだけでなく、スマホのアプリへ録画が転送される機能がついたインターホンを発見。こちらです。
Panasonic ドアホンコネクト
当時5万円ほどしました。高い…。でも安全のためにと設置しました。
2−3日に1回、まとめてスマホで録画をチェック。怪しい人が来ていないか? すると、若い男性が入れ替わり立ち替わり3週間に1回ほどの頻度で「屋根を修理した方よさそうですよ」などと訪れていました。 誰ですかーあなた!?
my母の「うーん、、、難しいことはよくわかりませんねぇ」と真面目にオトボケ対応している声も残っていました。心配ではありますが、こうして録画が残っていると、訪問者はいたのか?誰だったのか?という不安はなくなりました。
遠隔でドアホンを通じて会話もできる
だんだんmy母の足が動きにくくなってきて、玄関のチャイムがなってから鍵を開けに行くまで時間がかかるようになってきたある日のこと。
ちょうど私が遠隔でスマホのアプリから録画チェックをさくさくとしているときに、新任のヘルパーさんがmy母宅のチャイムをならしました。
アプリに通知が出たので「あ、知らない人だ」という印象から勢いで「はい、どなたでしょうか」と応対し「母は玄関まで出るのに時間がかかるので少々お待ちください」と伝えました。
後にわかったのですが、その新任ヘルパーさん曰く、「娘さんがいたのだけど、部屋に入ったらいなかった」ときつねにつままれたような違和感があったそうです。そりゃそうですよね! リモートドアホンの説明をしたところ、スッキリしていました。
このリモート応対が便利と気がついてからというもの、「また屋根修理の業者がきたら、遠隔で追い払ってやるぜ!」と鼻息荒くタイミングを構えていましたが、急に来なくなって、撃退の機会を逃しました。
というより、あちらがモニター録画に気がついて結果的に撃退したのでしょうか。
いや、ただ単に毎回my母から「わかりませんねぇ」攻撃を受けて、営業が面倒になっただけかもしれませんね。
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