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葬祭ディレクターの仕事例~葬儀がある日の流れ~

こんにちは!ライフワークス社で総務・セレモニースタッフをしている中山です。皆さんは葬儀のご提案や当日の運営を切り盛りする、葬祭ディレクターの職種をご存知ですか?

冠婚葬祭は、一生のうち限られた回数しか参加しないため、なかなか葬祭ディレクターの仕事について知る機会は多くないかもしれません。

そこで今回は、葬祭ディレクターの中でも、キリスト教専門の葬儀会社で働くときの仕事の流れをご紹介したいと思います!


キリスト教専門の葬儀の流れ~葬祭ディレクター編~

葬祭ディレクターとは葬儀日程の打ち合わせをご家族としたり、葬儀当日の進行役をする仕事です。仕事の流れは、病院・施設・ご自宅からご遺体を引き取り、安置施設または教会へ搬送します。その後、ご遺族の方と葬儀の打ち合わせをしていきます。

ここでは、ご遺族の方からご依頼が入ってから、葬儀が終わるまでの仕事内容を7つのステップで解説します。


① 遺族・牧師からの連絡

弊社にご遺族、もしくは牧師先生から連絡があります。

★葬祭ディレクターならではの仕事内容
大切なご家族が亡くなられて直ぐのお電話であることがほとんどなので、私達は「お疲れ様でございました。こちらで大切な故人様をお預かり致しますのでご安心下さい。」とお話します。突然の出来事でご不安に思われているご家族様の心に寄り添い、丁寧に、今後の流れについてご説明を致します。


② お迎え・搬送

病院でお亡くなりになった場合、弊社スタッフが直ちに出動し、搬送先(自宅・教会・安置施設など)へご遺体を運びます。

★葬祭ディレクターならではの仕事内容
ご連絡をいただいてから、ここでファーストコンタクトになります。
ご家族様にご挨拶をし、責任を持ってご遺体をお預かりします。

③ 葬儀内容の打ち合わせ(自宅・教会)

ご希望の場所で、牧師先生とご遺族の方と葬儀の打合せを行います。
故人様に喜んでいただける葬儀を目指して、ご遺族の心に寄り添い、プランのご提案をします。

★葬祭ディレクターならではの仕事内容
故人様が生前お好きだった色や花をお伺いしながら、葬儀の内容を決めていきます。故人様の思い出話をしていただいたり、打ち合わせというよりもご家族様と一緒に故人様との時間を振り返る、そういった場であるかもしれません。

④ 各種手続き

ご遺族の代行で役所へ行き、火葬場等の手続きを行います。

★葬祭ディレクターならではの仕事内容
必要書類を役所に提出し、火葬する際に必要な書類を受け取ります。
これが無いと火葬場の予約も出来ませんので、大変重要な書類となります。

⑤ 納棺式・前夜式・葬儀・出棺

打ち合わせの内容に沿って、式を執り行います。

★葬祭ディレクターならではの仕事内容
棺に入れる花を素早く丁寧に切って、葬儀の参列者にお渡ししたり、
今の時期ですと感染対策として換気をしたり、アルコールスプレーで様々なところを拭いたり・・・
影のサポーター役として、式がスムーズに執り行われるよう行動します。

⑥ 火葬

故人様とご遺族が、最後のお別れをした後に最寄の火葬場にて、火葬します。

★葬祭ディレクターならではの仕事内容
ご希望のプランや火葬場によって異なりますが、火葬前に牧師先生にお祈りをしていただき、献花をし、故人様との最後のお別れをします。
「寂しくないよ、天国で待っていてね」と故人様に話しかけているご遺族様もいらっしゃいます。(キリスト教では”死”は”永遠の命のはじまり”とされているため、”死”を悲しむことはあまりない。)

⑦ 葬儀後の手続き

葬儀後の各種手続きも、弊社でサポートします。(主には、納骨、返礼品、記念会、墓地、墓石、遺品整理、散骨など)

★葬祭ディレクターならではの仕事内容
故人様がお亡くなりになってから1年後、弊社からのお気持ちとしてブリザードフラワーをお贈りしたり、遺品整理のお手伝いをさせていただいております。また、ご希望の方には海洋散骨もご案内しております。

葬儀に関する仕事は上記のような流れですが、その他にも、各教会へご挨拶周りをし、教会の現状を把握し葬儀のご提案をしたり、ご遺族様へ記念花をお贈りしたり、葬儀後もご遺族・教会様との繋がりを大切にします。

今回は葬祭ディレクターの仕事内容を詳しくお話しましたが、次回は内勤業務を主にしている総務部の仕事内容についてお伝えできればと思います!

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