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内向型とHSPの明確な違い

内向的な人とHSPの人は、どこか似ている部分がある。
実際、内向性とHSPの特質は重なる部分があるので、似ていると言われれば似ているが、明確な違いが存在する。
結論から言うと、両者の違いは、大まかに2つある。
1つは、何によって疲れるか、つまり何に対して敏感かが違うこと。
もう1つは、HSPの人は、外向的、内向的両方のタイプが存在することである。


内向的な人は、人との関わりによって疲れる

内向的な人が最も疲れを感じることは、多くの人々と接した後である。
例えば、大勢の人が集まるパーティーに出席し、色々な人と会話をした後にどっと疲労を感じるのが内向的な人である。
そのため、少人数の集まりを好む。
また、一人の時間を必要とする。

HSPの人は、どんな刺激にも敏感で疲れる

内向的な人が、多くの人と接することによって疲れるのに対し、HSPの人は
基本、どんな刺激にも敏感で疲れるのである。
例えば、先に記述した通り、内向的な人は大勢の人が集まるパーティーに出席した場合、色々な人と接することに対して疲れてしまう。
対するHSPの人は、同じパーティーに出席したら、そこで流れている音楽や、騒音、人々の話し声、そし香水の匂いや、強いライトの光など、他の部分にも敏感に反応し疲れてしまうのだ。

内向性は人間、HSPは環境に対する敏感性

内向的な人、HSPの人、どちらも敏感である。
しかし、何に対して敏感なのかが違う。
内向的な人は、人間に対して敏感である。
対して、HSPの人は、人間だけでなく環境に対しても敏感である。

HSPの人は、外向的な人がいる

HSP気質を持っていても、多くの人と関わることを好む人がいる。
そういう人は、外向的な人であり、内向的な人と違う。
内向的な人は、内向的でしかないが、HSPの人は、内向的、外向的どちらの傾向も存在するのである。

まとめ

<内向的な人>
・多くの人と接すると疲れる
・人間に対しては敏感だが、他の刺激には敏感ではない
・一人の時間が必要
<HSPの人>
・人間だけでなく、どんな刺激にも敏感
・外向的な人も存在する

ちなみに、内向的な人とHSPの人は、物事や感情の感じ方も違う。
これは、次の記事で。。。



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