父の人権

娘が眠たくなるタイミングはいつも大体同じ。
20時〜20時半頃。
こまさんを寝かせたタイミングで、妻も寝てしまうことはよくある。
娘は人を眠くさせるナニカを分泌しているらしいから仕方ない。

娘が寝てからが僕の時間になるのだ。
だから妻が一緒に寝落ちしてしまうことは大歓迎なのである。
自分自身が眠くなければ、パソコン仕事が最も捗るのがこの時間だ。
眠くなるまで作業し、そろそろ寝るかとベッドへと向かう。

すると、娘は僕のベッドの真ん中で真一文字になって寝ている。
娘が小さいとは言え、ど真ん中を占拠されていては、寝ることはできない。
娘をそーっと妻の方へと移動させる。
すると、
「やめて!起きるでしょ!」
と怒られる。むしろその声で起きるんじゃなかろうか。
移動させなきゃ、僕の寝るスペースないじゃんか。
僕はどこで寝ろと言うのだ。

タイミング良く、娘は目を覚まし、
「ぱいぱい、ぱいぱい」
と言い出す。
「ほら!」
・・ほらって言われても。。

ベッドに横になろうとすると今度は
「つめたっ!」
娘のおねしょだ。
おねしょしたから起きたんじゃないのか?

夜中暗い中でシーツを変える元気はありません。
タオルを敷いてとりあえず寝よう。
うう、寝づらい。

寝場所を追われ、怒られ、濡らされる。

家の中で父に人権はないのでしょうか?

※この内容は2015/10/23に書いたものです。

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