見出し画像

次は台湾か尖閣か?ウクライナ侵攻から考える、一市民が戦争に備えてできる5つのこと

ロシアがウクライナに侵攻し、
新聞のトップページがこれ一色になりました。

ニュースやSNSを見ていて
これは大変!とソワソワしてる派

自分には関係ない派
にわかれているように見えました。

僕は強いていえば
今、直接的には生活に影響ないけど
これを受けて暮らしを考えないといけない派

です。

他人事ではなく、明日は我が身
と考えるのが賢明ではないでしょうか。


SNSで「戦争反対!」にはうんざり

SNSを見ると
猫も杓子も「戦争反対!」「平和を取り戻せ」
と投稿しています。

僕はそんなタイムラインにうんざりしていました。
そんなこと、みんな思ってる。
戦争をしたくてやっている人なんて
現代社会にはいない(と信じたい)。
ウクライナに派兵されたロシア兵だって
本当はやりたくなくて仕方ないに違いない。

日本語でそんなことを投稿して
自分の友人やフォロワーに伝えて何になるのか
正義を掲げたいだけの自己満足なんじゃないか
と僕は思ってしまうのです。

一切何も建設的じゃない。

そもそも
戦争=悪、犯罪

というイメージがありますが
戦争は犯罪でもなんでもありません。
れっきとした外交手段なのです。

そんなこと言うなんて
戦争賛成してるのか?と思われるかもしれませんが
戦争の是非を問いたいわけではなく、
戦争は今後も起こりうる脅威であると言いたいのです。

SNSで戦争反対!と言う前に、
いや、投稿するくらいに忌み嫌っているのであれば尚更
戦争回避のために何をするべきか
真剣に考えてほしいと思います。


我々小市民には何ができるのか

東日本大震災とその復興を間近に体験してわかったのは
支援のフェーズが変わるということ。

震災直後は
避難場所や水、食料など
ライフラインに関わる支援が必須でした。

次に生活必需品の確保や
水道や道路、瓦礫の撤去など
インフラの整備です。

命や生活の安定が確保できたのちに
経済支援や復興支援に移っていきます。

ウクライナの現状も同じで
今必要なのは市民の安全確保や外交というフェーズ。
我々市民ができる支援はもっと後に必要になるはず。
その時に受け入れ体制を整えたり
募金をしたり
できることが増えていきます。

次に何が必要なのかを考えて
情報収集していくのが大切
だと僕は思います。

脊髄反射的に
「戦争反対!」
「9条を守れ!」
「ロシアに制裁を」
と声高に叫んでいるだけでは
現実は変わりません。

むしろ、盛り上がっている時に
情報発信したということに満足してしまい
必要なフェーズで支援する元気がなくなっている
ことさえあります。


ウクライナ情勢、自分の身に置き換えてみると・・・

ある共産党議員は


とTweetして
と炎上していましたが、
憲法論の是非や
開戦するか否かの判断なんて
国会や政府で議論されるべきもので
我々一小市民は
ウクライナのように
戦争前夜になった時に何ができるかを具体的に考えるべきです。

日本は戦争は起こらないし
米軍が守ってくれる!

と考えている方、危険です。

日本でも戦争は起こる可能性がありますし、
今回のように米軍も見て見ぬふりをする可能性もあります。

この記事にあるように、
今回のロシアの侵略方法が国際社会で黙認されてしまうと
今度は中国が台湾や尖閣諸島をとりにくる可能性は否定できません。

ジャイアン(中国)が拳を振り上げているのに
のび太(日本)がジャイアンの非道を訴えたところで
時既に遅し。
ボコボコに殴られて
ドラえもん(アメリカ)に泣きつくしかなくなるのです。


日本にも戦争に巻き込まれる可能性があるとわかった時に
私たちは何ができるのでしょうか。

首都キエフは爆撃され
家・建物や車、
家財道具などが一切合切破壊されています。

つまり、戦争が起こると
固有財産の類は破壊されるか略奪にあうので
財産は大きく目減りするでしょう。

それよりも重大なのは
今日明日食べるものに困ることです。
命あっての物種。
命がなけりゃ財産なんてあっても意味ないですからね。


今からできる5つの備え

戦争なんて起こらないに越したことはありませんが
最終的な外交判断は政府が担うわけで
私たちは正直そのフェーズでは蚊帳の外なわけですよ。

信仰する神様に祈ることと
万が一に備えることくらいしかできません。

サバイバルマーケティングですね。

1、 二拠点生活をする
ウクライナを見てわかったことは
首都もしくは空港や軍事施設がある町は攻撃対象になるということです。

仕事の関係上、街に住んだ方が稼げるのは間違い無いでしょうが
もう1つ拠点を持つと万が一の際の避難所になり得ます。

2、食料自給の知識をもつ
先ほども述べたように、
まず必要になるのは今日明日の食料です。
災害の時もそうですが
お店の在庫なんか一瞬で無くなります。
自宅の蓄えなんかもなくなる可能性があります。

そうなった時に
山や海、川などから食料を自給できる知識があると役立ちます。
まずは、さいとうたかおの「サバイバル」でも読みましょう。

3、精度の高い情報源と判断基準を持つ
爆撃を受けてから避難というのでは遅すぎます。
受ける前に、緊張状態に陥った時点で脱出するのが賢明でしょう。
そしてそれを判断する基準を自分や家族と相談して持つべきです。
それがあれば速やかに危険地帯から脱出できます。

4、他地域に受け入れ先を持つ
実際に脱出してどこにいく?
という問題は発生します。

他県に実家があるなら実家を頼ることもできるでしょうし
親戚なども候補に上がるかもしれません。

そういう先がないよという場合でも
受け入れてくれそうな友人やコミュニティがあると安心です。
1か所で長期滞在は難しくとも、
何か所もあれば短期滞在で移動することもできます。

5、財産を復活させることのできる知識
爆撃や侵略でこれまで貯めた財産はなくなってしまう可能性があります。
そうした時に、もう一度立ち上がって財産を築き直すには
知識やコネを持っているかどうかが重要になります。

モノは壊れたりなくなったりしてしまうけど
頭の中に入った知識は誰も奪うことはできません。

つまり自己投資しておくといいよ、という話です。


日本も将来どうなるかわからない
変化の多い時代だからこそ、
自分達でできることは自分達で備えておく。
蓄えた知識や経験は決して無駄にはなりません。

最後に、ウクライナに早く平和が訪れますように。

ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!