本気かくれんぼ

1歳半をすぎた娘は体を動かさないと気が済まない年齢になってきました。
とはいえ、毎度毎度外へ連れ出すのも骨が折れる。
娘は外で遊びたい、でも僕は外へ行きたくない(だるい)。
そんなときはかくれんぼに限る。

まだかくれんぼという概念を理解できていない年頃なので、
まずは「かくれんぼ」とはなんぞやというレクチャーから。
娘からわざと見えるように物陰に隠れてちらっと見る。
反射的に追いかけてくる娘に「見つかっちゃったー!」とオーバーリアクションを見せる。
そしてまた部屋の反対側に隠れるふりをしてすぐに見つかる。
ルールを娘が理解したところでゲームスタートだ!

我が家はワンルームでそれほど広くないので、大人が隠れられる場所なんて限られているわけで。
それでも開けた扉の裏側や、カーテンの裏、本棚の裏、布団の中など、そこそこある。
同じ場所に何度か隠れていると、ちゃんと学習して、まずそのポイントを探しにくる。
そう、僕は何度か隠れることでこまさんにワナを仕掛けているのだ。
悪い大人だ。ふへへへへ。
そしてたまに違うところに隠れていると、

「ん?」
「ない(パパいない)」
「パパー!パパー!」
とか言ってとても不安そうな声を出す。
これがまた可愛い。
そしてそれを陰から眺めるのがなんとも可笑しい。
何度か連続で同じ布団の中に隠れたあとで、
隣の布団に隠れると、自信満々でバフっと布団に乗っかってきて、
「ん?」
と言いながら誰もいない隣の布団をめくっている。
その様子の可笑しさに耐えきれずに「プププ」とつい声を漏らしてしまう。
そうやって見つかってしまうのだ。

・・・・。

大人なのに、本気でかくれんぼ楽しんでしまっていた。。
そして、疲れた。

この内容は2015/9/9に書いたものです。

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