「仕事モード」の呪縛

ちょっと誰かから刺激を受けたり、
素敵な本に出会ったり、
頼られて仕事の依頼を受けたりすると
その瞬間めちゃめちゃアドレナリンが上がって、
パチンコの確変のように「仕事モード」シャキーン!といった感じになる。
正月明けに函館に行って色んな人に会って刺激を受けたからか、
「仕事モード」のスイッチが入っていた。

「よっしゃ!仕事すんぞ!」
って勢いで色んな仕事を引き受け、
「お?ちょうどここ妻も娘もいないじゃん!一日中仕事できるじゃん!」
って二人が福島に行っている間に締め切りを集中させてしまった。
そう、彼女らは二人で福島に2泊3日で行くのだ。

妻と娘がいない。
自分の時間が持てる。
仕事が捗る。
仕事を詰め込む。
これが「仕事モード」仕様の思考回路。

・・・はっ!羽を伸ばすことを忘れていた。
二人がいないときにしかできないことってあるじゃんか。
夜中一人でお酒を飲みながら、妻が興味がなさそうなDVDを鑑賞するとか、
普段は見ないテレビ番組を見てみるとか、
帰る時間を気にせず誰かと飲みに行くとか。。

「仕事モード」の勢いに任せて失敗した!
一人の時間を楽しむという観点を完全に忘れていた。
「仕事モード」の呪縛が解けたら、ただの苦行でしかねえや。

妻子が居ぬ間に僕が行った普段できない行為と言えば
・布団以外の場所で寝落ち
・ご飯を食べたり食べなかったり
・夜、明るくしてても大丈夫
の3つ。

妻子がいないからと言って、
夫が悪いことをするとは限らんのですよ。
と、負け惜しみを吐いてみる。

正直言えば、もうちょっと何かできただろ!とちょっと後悔。
いや、いいんだ。
仕事できるときにするんだ。

「仕事モード」の呪縛は二人が帰ってきた後も続いている。。

※この内容は2016/1/22に書いたものです。

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