夜泣きせずに夜遊び

ばしばしばし!
娘に叩き起こされた。
時計を見ると夜中の1時半。

「あーたーたー!たーたー!」

どうやら「遊ぼ!」と言っているらしい。
夜中なのに目がランランとしている。
いやいや、無理無理。
改めて布団に入る。

ばしばしばし!

叩かれる。

ばしばし!

あーはいはい。
寝ぼけながらも遊んでやると、きゃっきゃ!と嬉しそうに笑う。

娘はこれまで夜泣きというものをしたことがない。
たまにおっぱいが欲しくて起きることはあっても、泣くことはない。
(そんなとき大抵僕は寝ていて気付かないのだが・・)
おしっこだって夜寝てしまったら大抵朝起きておまるに座らせるまでしない。

今日は、人の枕元で、じょわじょわーとおしっこしよった。
うわうわうわ、びちょびちょだ。
これにはさすがに妻も起きてきて一緒に対応した。
妻も一生懸命おっぱいを飲ませて寝かそうとしたが、娘は全く寝る気配がない。
そのうち妻は
「もう知らない」
と言って寝てしまった。

娘はおれにターゲットをしぼってまた

ばしばしばし!
「あーたーたー!(あーそーぼ)」

と娘が元気に暴れてくれた。
おかげで逆に眠れなくなってしまった。

朝方。
娘はいつも4時半〜5時くらいには起きる。
僕はコマさんのおかげで二度寝だったので朝方はそれはもうぐっすりと寝ていた。

がつん!がつん!

何者かに鈍器で殴られた。

「痛っ!」

目を開けるとそこには僕のiPhoneを持って殴りかかる娘の姿が。

「これはさすがにヤメて。痛い」

iPhoneを使って殺人事件が起きたというニュースは聞いたことはないが、ある意味コレ鉄の塊なので。。
しかも寝起きに鈍器で殴って起こすのはどうかと思うよ。

「ケケケ」とエスっぽく笑う娘。
キミのそういうところは一体誰に似たのだね?

枕元周辺にiPhoneとメガネは置いてくのはヤメようと心に誓いました。

※この内容は2014/10/2に書いたものです。

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