発達性読み書き障害のこと
先日、娘と話していたら
「学童にいる〇〇くんって、字がふにゃふにゃなんだよ〜笑(^▽^)」
と面白がってお話するので、
(あれ…これはもしかすると……?)
と思い、発達性読み書き障害(ディスクレシア)について説明しました。
「あのね、娘ちゃん。世の中には、
文字を書くのだけ上手くできない…っていう人もいたりするのね。
別にふざけてたり、なまけてたり、あたまが悪かったりじゃなくて、
読むのだけできない、書くのだけできない…っていう人が本当にいるの。
パソコンの文字は読めるけど、手で書いた文字だけ読めない…とかね。
いろんな人がいるの。
その〇〇くんがどうかは分からないし
まだ鉛筆が苦手なだけとかかもしれないけど
そういう人がいるってことは知っておいて?
それで、字が下手な子がいても、からかったりバカにしたりしちゃダメ」
学習障害や、読み書き障害というのは、
学びの難しさだけでなく、子どもの自尊心を深く傷つけます。
親や教師が知識を深め、早めの発見してケアするだけではなく、
子どもへの啓発も大事なのだと思いました。
-追記
冒頭の画像にある書籍は、
発達性読み書き障害についてのマンガエッセイです。
作者の息子さんが発達性読み書き障害だと分かるまでのことや
診断がついてからの対応などが描かれており、
発達性読み書き障害について大枠を理解するのに非常に役立ちます。
個人的には、学校図書館や学童・児童館の図書コーナーなどに
この本が置かれるようになるといいな・・・と願っています。
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