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最近のムスコさんとフェイドアウトの話。

ムスコさん、昨日小学校の修了式でした。

11月から急に「学校に行く!」と言い出して、
それからほぼ毎日休まず行っていたムスコさん。

担任の先生も、
1、2年生の担任だった先生も、
支援学級担任の他の先生も(支援級はチームで見てくださってるらしい)、
「急にどうしたん?!」と驚きながらも
本人のペースを一番に大切にしてくださって。

昨日「3年生で何が一番楽しかった?」と聞くと、
「学校!」って答えるぐらい、
学校が楽しいと思えるようになっているようです。

11月に担任の先生との面談で
「勉強のことはひとまず置いておいて、
学校に行ったら案外楽しかったっていう経験を
増やして行けたらいいですよね」
っていう共通理解をして、
今それがムスコさんの気持ちに表れてるっていう感じがして、
母的にもとても嬉しいなーと思っている次第です。

「楽しい」「行きたい」と思える場所は、
出来るだけ多い方がいいなと思うから。


そうそう。フェイドアウトの話です。

私が学校や他の場所とかでも、一番気をつけていること、

それは…

ムスコさんの世界に踏み込みすぎないということ。

学校でのムスコさんの世界、
デイサービスでのムスコさんの世界、
習い事でのムスコさんの世界…

それは文字通りムスコさんの世界であって、
私の世界ではない。

その世界でムスコさんがどう過ごして、
どう振る舞って、
どうやりとりするか…

それはムスコさんが体験して、考えて、
世界を作っていくものだと
私は思っています。

もちろん最初にその世界に入るときは、
人物紹介(サポートシート)をその世界の方にお渡ししたり、
よっぽど本人やまわりの方が困っていて、
「どうしたらいい?」となったら入って一緒に考えることもなくはないんですが、
基本的にはムスコさんとその世界の方が、
一緒に考えながら世界を作っていってほしい…と思うので、
普段はほとんど中には入りません。

私の知らないムスコさんの姿もあると思う。
でもそれでいいと思っています。

子どもの人生の主人公は子ども。

小さいうちはどうしても、
親が世界を作ったり、
調整したりする必要はあると思うけど、
子どもが大きくなっていくにつれて、
親は少しずつフェイドアウトして、
子どもだけの世界を作り上げていく…

ってとても大切なことのような気がしています。

さぁ。

ムスコさんにとって4月から、
また新しい世界が広がります。

「学校もフリースクールもどっちも行きたい」

今ムスコさんはそう言っています。

行きたいと思える場所がたくさんあるのはいいことだ☆

母は外野から
楽しみにウォッチングしようと思います!

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