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インド哲学①「ヨガの目的とは?」

こんにちは

インド哲学ヨガ講師
ちえこです

今日は「ヨーガ・スートラ」という
ヨガの教典を読んでいました

「ヨーガ・スートラ」とは、
聖者パタンジャリによって、
紀元後2~5世紀に記されたヨガの教典です

全4章、195の詩からできていて、
ヨガの目的、ヨガを極めるための練習法、
ヨガの瞑想について、ヨガの目的を達成した境地について、
書かれています

ヨガは、
今の日本では、
「難しいポーズをがんばってとるもの」
「柔軟性がないとできないもの」というような、
運動のイメージが多くもたれています

でも、
ただ運動した後の気持ち良さとはまた違う、

ヨガ後の独特の心地よさに私ははまり、

「ヨガって一体何なん!?」という境地に至り、、、

ついにはインドまで行き、、、

ヨガの聖地リシケシに行ってきた~

今に至ります

じつは、
ヨガの目的は、
「サマーディ」(悟り)に至ること

「サマーディ」(悟り)とは、
「心が、落ち着いた状態で、
 物事を見極められる」状態を指します

「サマーディ」に至るための方法が8段階あり
(それが「八支則」と言われています)、

ヨガにおける「ポーズ」は、
あくまでもその第3段階

そう、
ヨガの背景には、
哲学があるんです

つねに「心が落ち着いた状態で、物事を見極められる」状態で、
個人的な解釈ですが、「自分らしく生きるための哲学」

それで、感じるのは、

この「サマーディ」(悟り)って、、、

いわゆる「ワンネス」の状態じゃない!?

と、これまでの学びとの重なることが多くあり、面白いんです

点と点が繋がる感じ、と言いますか

約2000年前にパタンジャリによって記された「ヨガ・スートラ」を、
現代の私たちが読み、

学んだり、
共感したり、
生活に生かしたりするって、

ものすごく面白いことだなと、
思います

約2000年前に生きた人も、
現代を生きる私も、
求めているものが同じ!!、という

これから、
ヨガ哲学を中心に
インド哲学についてもお伝えしていきますね

今日も投稿をお読みくださり、ありがとうございます
あなたの何かの気づきになれたら、うれしいです

ヨガの聖地でのヨガについては、また今度!






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