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2023.6.5~今週の株相場

週1投稿を目指す、株の全体相場のまとめ!

・現在の日本株の推移
・アメリカの動向
・先週のポイント
・今週のスケジュール
・今週のポイント
・監視銘柄について

上記の内容について、投稿し、自分の理解度を増やし、誰かの参考になれれば嬉しいなと思います。

◆日本株の推移

日経平均株価      31524
2023.5.29~2023.6.2      31,388~31,524(+136)

米国のバイデン大統領とマッカーシー下院議長が5月27日に債務上限問題を巡る協議で原則合意に至った影響から、週明け29日の東京市場は買い先行で始まりました。その後、債務法案が米国下院での採決待ちとなるなか、5月31日の東京市場は期末のリバランスの影響で利益確定の売りが強まり、日経平均株価は一時3万785.98円まで売られる場面もありました。しかし、翌6月1日は、再度上昇して3万1000円を回復するなど、押し目買い意欲の強さが確認されました。週末6月2日には米国の債務法案が下院で可決しされ、上院でも可決が見込まれることから、再び上昇の勢いが強まりました。

〇月足
直近高値も超えてきて、いよいよ青天井へ。33,000円をまずは目標に。

(参照:四季報オンラインチャート)

〇週足
直近高値の2021年9月、30,795円が意識されます。押し目となるか注目していきます。

(参照:四季報オンラインチャート)

〇日足
日経先物推移をみると、29日ザラ場高値の31,560円を週明けは、あっさりと超えていきそうな展開が予想されます。

(参照:四季報オンラインチャート)

現在は過熱感があり、株式市場にとっては良い風が吹いております。
しかし、いつもこうとは限りません。私も短いながら、いろいろなショック安を経験してきました。それでも、なお今があるのは、諦めなかったから。長期的には上がる確率が高い。あくまでも確率ですから絶対はありませんが、そう信じる気持ちが大切。もし万が一、暴落がきたとき、過去の暴落を知ることは大変参考になります。書籍からいただいた情報を今後、振り返り記事を書く際には、毎回載せていこうと考えております。その情報を下記に添付いたします。

(参照:高配当投資入門 監修 長期株式投資氏)

〇過去の出来事からの下値目途
直近日経平均高値 31,560(2023年5月29日)

ITバブル崩壊 
-64% 11,362円

サブプライムローン危機とリーマンショック 
-62% 11,993円

東日本大震災
-18% 25,879円

チャイナショック
-29% 22,408円

ブレグジット
-9%  28,720円

コロナショック
-31% 21,776円

日経平均の下限=日経平均のBPS×0.8

17,321(BPS)×0.8=13,857円(2023.6.2時点)

下落期間は、その時は長く感じますが、長くても3年。長い長い投資人生を送る中の、ほんの一時期と考えられるかどうかだと思います。その他に関しては、1年3ヶ月を除き、ほぼ短期で脱出しているといえるのではないでしょうか。

◆VIX指数(恐怖指数)

VIX指数とは、米国株価指数のS&P500先物のオプション取引の数値を元に算出され、市場が今後30日間でどのような変動を想定しているかを数値化したものです。
30を超えると、警戒領域。相場は不安定な状態を意味します。
40を超えると、過去の暴落の歴史に刻まれるような状況。

(例)2008年リーマンショック 89.53
  コロナショック       85.47

(参照:https://moneyworld.jp/news/05_00040073_news)

〇VIX指数(2023年6月2日) 14.6

(参照:https://realtime-chart.info/)

◆日経平均騰落レシオ

(参照:https://nikkei225jp.com/data/touraku.php)

騰落レシオとは、〇日間の値上がり銘柄数合計を、〇日間の下がり銘柄数合計で割って求めます。
※騰落レシオで使われる銘柄数のカウントは、東証プライム市場の銘柄を対象としています。

つまり、数字が高い程、値上がりしている銘柄が多い事を示し、低い程、値下がりしている銘柄が多い事を示します。

120%以上が買われすぎ水準と考えられており、70%以下の場合、私は売られすぎと判断しております。

現在は、102%と過熱度が落ち着いたように感じます。

もう少し、詳しく、私が愛用しているものでみていきましょう。

□日経平均チャート

(参照:マネックス証券)

日経平均チャートの下チャートに示されるものが、騰落レシオに関するチャートです。赤線付近が高値圏で、おおよそ推移し、その後下落をするという傾向がみられ、私の中では、非常に信憑性があります。しかし、現時点では赤線を突き抜けている状態で、いつ暴落が来てもおかしくないと私は考えております。先週に比べては若干落ち着きを取り戻してきていますが、まだまだ過熱感があるといえます。

以下、市場別の状況です。

(参照:マネックス証券)

市場別騰落レシオ
□東証プライム   102%
□東証スタンダード  95%
□東証グロース    93%

□東証プライム   102%

(参照:マネックス証券)

□東証スタンダード 95%

(参照:マネックス証券)

□東証グロース    93%

(参照:マネックス証券)

〇先週考察した、グロース市場は、81%→93%へと、買われる傾向がみられました。どの市場も100%近くにこようとしているので、今は買い場とは言えないと考えられます。

◆海外投資家

(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/)
(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/)

〇5月4週も買い越されています。
海外投資家の買い越しが依然大きく買い越されているので、好感材料といえます。
出遅れ大型株に加え、中小型株にも動意がみられるだけに、外国人物色の視野が広がりつつあるのかもしれません。5月4週目まで9週連続で買い越しが続いております。この間4兆円超の日本株を買っております。しかし、2月後半から3月にかけ、売り越し基調であり、買い余力はまだあるのでは?と考えもあります。また、中国株を売り、日本株を買うという動きもあるようです。引き続き、日本株が堅調である事を願いたいところです。

◆先週のポイント

□海外
良い点
・債務上限の引き上げを、2025年1月まで停止する法案が可決。
・FRB高官が6月の利上げ見送りを示唆

悪い点
・中国の5月PMI(購買担当者景気指数)の悪化。
 製造業  49.2→48.8 先月→今月 悪化
 非製造業 56.4→54.5 先月→今月 悪化
コロナ過で抑圧された旅行や外食等のサービス消費が、中国経済を下支えする期待があったが、今回の冴えない結果には、中国経済への疑念をより強める格好となった。 

□日本
良い点
・海外の資金が流入してきている。

悪い点
・依然過熱感がある。

□経済指標の振り返り

5月30日(火) アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数 05月
米国の経済団体や労働組合などで構成される民間の非営利調査機関であるコンファレンスボード(全米産業審議会)が、消費者に対するアンケートを基に調査した消費者のマインドを指数化したもの。アンケートの対象が5000名と、同系統の指標であるミシガン大学消費者信頼感指数に比べて規模が大きい。
                 ↓
[ワシントン 30日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が30日発表した5月の米消費者信頼感指数は102.3と、4月改定値103.7から低下した。ただ、エコノミスト予想の99は上回った。
景気の先行きに対する懸念は残るが、今後6カ月間に自動車やその他の高額商品を購入する予定の世帯が増えたことは個人消費を支える可能性がある。

6月1日(木) アメリカ・ISM製造業景気指数 05月
ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。景気の先行指標として注目されている。「新規受注(30%)、生産(25%)、雇用(20%)、入荷遅延(配送時間)(15%)、在庫(10%)」の5項目につき、「良くなっている(1)、同じ(0.5)、悪くなっている(0)」の三者択一の回答結果を点数化し、カッコ内数値でウエイト付けした加重平均で算出される。50が好況と不況の分岐点を意味する。項目ごとの数字も公表され、新規受注、生産の項目は、景気とのかかわりから注目度が高い。また、米雇用統計よりも発表が早いことが多い(発表が同一日となる場合は、雇用統計の方が発表される時間が早い)ことから、雇用部門の数字は、雇用統計の先行指標として注目される。
                ↓
[ワシントン 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が1日に発表した6月の製造業景気指数は53.0と、前月の56.1から低下し、2020年6月以来の低水準を付けた。市場予想の54.9も下回った。
新規受注指数が約2年ぶりに拡大と縮小の節目である50を下回ったほか、雇用指数が2カ月連続で低下。連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めで景気が冷え込みつつあることが改めて確認された。

6月2日(金) アメリカ・雇用統計 05月
米労働省労働統計局(BLS)が、米国の労働者の雇用状況を調査した指標。
雇用の状態により、景気が上向きなのか、下向きなのかを判断する。最近の金利動向の判断に材料視される。
              ↓
[ワシントン 2日 ロイター] - 米労働省が2日発表した6月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比85万人増と、5月の58万3000人増から伸びが加速し、10カ月ぶりの大幅増となった。
企業が人材の確保に向けて賃金を引上げ、奨励金を提供する中、労働需給の逼迫(ひっぱく)が和らぎつつある兆候を示唆した。

失業率は5.9%と、5月の5.8%から悪化した。市場予想は5.7%だった。
新型コロナ禍に伴う「雇用されているが休職中」の人の扱いが引き続きデータのゆがみとなっており、こうした要因を除いた失業率は6.1%だった。

時間当たり平均賃金は0.3%増だった。5月は0.4%増加していた。6月の前年同月比は3.6%増と、5月の1.9%増から伸びが加速した。
前年同月比の数字は、昨年6月に賃金が大幅に低迷したことによるいわゆるベース効果が一つの押し上げ要因となっている。

◆今週のスケジュール

□米国

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

□日本

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

□欧州

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

米国の動向により、世界株価が左右する影響が大きいので、下記に重要だと判断される指標をまとめます。指標により、地合いが左右される場合もありますので、当日にポジションをおとすなり、リスク管理ができるよう、経済指標も頭にいれていきたいところです。

□米国・その他
6月5日(月) アメリカ・ISM非製造業景気指数 05月
ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の非製造業375社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。アンケート項目は受注、在庫、雇用、価格など10項目。「増加・良くなっている、同じ、減少・悪くなっている」の三者択一となっている。10項目のうちの4項目、事業活動、新規受注、雇用、入荷遅延について、季節調整をかけた上で総合指数を算出する。ISM製造業の2営業日後、毎月第3営業日に発表される。

6月7日(水) 中国・貿易収支 05月

6月9日(金) 中国・消費者物価指数 05月

◆今週のポイント

・9日(金)メジャーSQ 日経平均は32,000円を意識する展開になるかもしれないと予測もあります。
・中国の経済不安がある中、中国の経済指標の反応に注目。
・来週に5月CPI・6月FOMCが控えていることもあり、様子見ムードが続きそう。

◆監視銘柄について

☆先週の振り返り
4568 第一三共 29日(月) 始値   4,577円
          2日(金) 高値 4,719円
                              31日(金) 安値 4,445円

始値~終値 4,577円~4711円(+2.9%)

31日から、出来高が増え、3日続伸。地合いに助けられた結果でしたが、悪い結果にならなく、微益で終える事ができました。

☆今週の監視銘柄

3193 鳥貴族

東名阪中心に焼き鳥チェーン「鳥貴族」を展開している、焼き鳥屋さん。コロナ過があけ、飲食店に活気がきている今、9日(金)に3Q決算を迎えます。

足元、中国のコロナ感染が話題になり、日足チャート上も長期戦の押し目となっているように伺えます。

7月決算企業で、3Qは2月から4月の業績発表になります。

(参照:(3193)鳥貴族HD|月次報告(2023年4月度))

2月売上高前年同月比 276.5%
3月売上高前年同月比 171.9%
4月売上高前年同月比 132.9%

3ヶ月平均 193.8%

決算前の期待上げを狙い、来週頭から監視をし、値幅をとれると良いと考えております。

※決して、推奨銘柄でありませんので、ご注意願います。あくまでも、私の宣言効果としての取り組みでございます。

今週も、社会人不適合者が、夢を叶える為に、株と向き合います。

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