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オな禁を継続すると身体はどうなる?科学的に解説!
今回は、オナ禁をすると身体はどうなるのか?ということを、科学的に論文を使いながら解説していきます。
「オナ禁=オナニー禁止」ということですが、オナニーをやめることによって身体にどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
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オナ禁をすると効果があるのか?
巷でいわれているオナ禁をすると
・モテるのか?
・頭が良くなるのか?
・背が伸びるのか?
・筋肉が付きやすくなるのか?
・肌がきれいになるのか?
これら都市伝説的な5つの疑問を論文を使って解明していきます。
今現在オナ禁をしている方、これからオナ禁をしようとしている方は身体への影響がすべてわかるのでぜひ、最後までご覧ください。
○オナ禁をするとモテるのか?
まずは「オナ禁をするとモテるのか」ということです。
男性であれば誰しもモテたいという願望があると思います。
このオナ禁をするとモテる噂がネットで言われている背景としては、オナニーを止めることによって男性ホルモンである「テストステロン」値が高まることからモテるといわれています。
テストステロンは男性にとってはとても重要なホルモンで、このテストステロンを高めることによって
・筋肉が付きやすくなる。
・やる気が向上する。
・アンチエイジング効果がある。
など、男としての魅力度が上がるといわれています。
このテストステロンがオナニーをすることで精子と一緒に出てしまうから、モテるためにオナ禁をしよう!という考え方です。
で、これが実際に効果があるのか?ということですが、科学的にみるとオナ禁をすると確かにテストステロンが増えてモテる可能性があります。
2001年にドイツで3週間のオナ禁をすると、身体のホルモンはどのように変化するのか?という研究結果が発表されました。
健康な成人10名を対象に行われた結果として、オナ禁をすることによってテストステロン値が上がる結論が出されています。
対象者が10名と少ないのと、3週間という期間が限定されているのですべての人に当てはまるとはいえません。
さらに、もっと短い1週間ならどうなのか?長い期間の1ヵ月ならどうなのか?ということが検討されていないので、100%モテるとは言い切れません。
ですが「モテやすくなる可能性はある」ということは確かです。
○オナ禁をすると頭はよくなるのか?
つぎにオナ禁をすると頭がよくなるのか?ということです。
オナニーをすると精子と一緒に栄養素まで体から抜けてしまって、頭の回転が鈍くなるのではないか?ということですね。
実際にこれを科学的に解明していくと、結論としては「オナ禁をすると頭はよくならない」ということです。
これに関しては主に「亜鉛」という栄養素が関係していて、2018年にオレスタイン大学の研究から、精子には約1mgの亜鉛が含まれていることがわかりました。
オナニーをして精子を出すことによって、脳への栄養素として重要な亜鉛が抜けてしまうことがわかっています。
「亜鉛が抜けるなら脳に悪いんじゃないの」と思いますが、実際にこの1mgといいう量は身体にとってはさほど問題にならない量です。
食品で言えば刻み昆布を2.5g食べれば十分に補充できる量になります。
また、焼きのりに含まれている亜鉛の量というのは3.6mgなので、オナニーをしたら焼きのり1枚を食べればまったく問題はありません。
○身長が伸びる?
詳細はこちらで説明している「自慰行為によって身長は伸びにくくなるのか?」を参照してください。
○筋肉がつきやすくなるのか?
つぎは、オナ禁によって筋肉が付きやすくなるのか?ということです。
「モテやすくなるのか?」という疑問と同じですね。
男性ホルモンであるテストステロンが増えるので、筋肉が付きやすくなるんじゃないか?ということですが、これに関しては科学的に言えば筋肉は付きやすくなりません。
オナ禁をすることによって増えるテストステロンの量はごく少量なので、それくらいのテストステロンが増えたところで筋肉が付きやすくなるとは言えません。
どうしても、テストステロン値は日によってだったり、時間帯によっても変わってくるので、時間帯であれば夕方の方がテストステロン値が高いことがわかっています。
さらに、ストレスが溜まっているとテストステロン値が低くなってしまいます。
なのでオナ禁をしたからといって、そこまで変わらないというのが結論です。
筋肉ムキムキになりたいからオナ禁をしている人は意味がないので、止めてください。
○肌がきれいになるのか?
つぎに「肌がきれいになるのか?」です。
これは科学的にみれば「ほんのわずかな可能性はある」というのが結論です。
先ほどのオレスタイン医科大学の研究では、精子には「プロスタグランジンE」という成分が含まれています。
このプロスタグランジンEは、血管を拡張させて血流を増加させる作用があります。
血管を拡張させて血流が増加するということは、肌の新陳代謝もよくすることなので、肌にとっては有効な手段となります。
オナニーによって精子を出すということは、このプロスタグランジンEを体から出すということなので、出した分だけ体内のプロスタグランジンEが減って血流が悪くなる可能性があるかもしれません。
精子に含まれるプロスタグランジンEはほんのわずかな量なので、実際に肌にどのような影響を与えるのかは明らかになっていません。
ですが「可能性としては若干ある」というのが結論です。
実際にオナ禁と脳だったり、筋肉や肌のように直接調べた研究はないので、「絶対にこう言える」という結論は出せませんが、データから見るとこんな結論になります。
以上がオナ禁にまつわる都市伝説5選を論文で解説してきました。
では、最後にオナ禁のメリット・デメリットを紹介します。
オナ禁のメリット・デメリット
科学的な論文で明らかになっているメリット・デメリットを徹底解説していきます。
まずは早速「オナ禁はした方がよいのか?」ということですが、結論としては「オナ禁は絶対にしない」でください。
オナ禁をするメリット・デメリットを比べると100%オナ禁はしない方がよいです。
よく「オナ禁をするとこんな効果があったよ!」みたいな個人の体験談がYouTubeやブログなどにありますが、あのような体験談は絶対に信じないでください。
○オナ禁のメリット
まずはオナ禁のメリットですが、論文で明らかになっていることは一つもありません。
つまり、オナ禁をしたからといって身体によい影響を与えたというデータは一切ないということです。
もしかしたら、何日間か達成できたことによるドーパミンの分泌や達成感というのは味わえるかもしれませんが、それ以外に身体によいことはありません。
○オナ禁のデメリット
逆にデメリットの報告はたくさんあって、主に「精子の質」です。
オナ禁をすることによって精子の質が圧倒的に悪くなります。
なんとなくイメージとしては、オナ禁をした方が精子も貯まるしいいんじゃないかって思いますよね。
2005年にイスラエルのネゲヴ・ベン=グリオン大学から出た論文からは、6008人を対象にして「オナ禁によって精子の質はどう変わるのか?」という研究結果が発表されています。
結果としては、11~14日間のオナ禁によって精子の運動性が33.1%減少し、精子の形が7%も変異した結論が出ています。
つまり、オナ禁をすることによって精子の質がめちゃくちゃ悪くなるということです。
精子の質というのは、子供のできやすさにも大きく関連しているので、現在子作りをしている男性や将来子どもが欲しいと思っている男性は、絶対にオナ禁をすることは止めてください。
オナ禁と違ってオナニーをすることのメリットはさまざまあり、オナニーによって快楽物質が脳から出されるので、ストレス解消にもつながります。
さらに、プロラクチンというホルモンの作用によって睡眠を促したり前立腺がんの発症予防や、白血球の増加による免疫機能の向上が期待できます。
まとめ
オナ禁をするということは「百害あって一利なし」ということです。
健康な体というのは、健康な精子と健康な性欲から成り立っているので、オナ禁というバカなことはせず、正常な性生活を送ってください。
ちなみみ、オナ禁によってストレスが溜まると「コルチゾール」というホルモンが体から出ます。
このコルチゾールというのは、肌の新陳代謝を悪化させて肌質の低下ややる気の低下、筋力の低下を招いてしまいます。
つまり、女性にもモテなくなってしまいます。
無理にオナ禁をやると確実にストレスを溜めて、身体も心も悪影響を受けるので絶対にやめましょう!
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