【風俗裏事情】魔が差すのが悪いのではなく、魔が差しやすい状況そのものが悪い。

皆さんは『魔が差した。』事はありますか？

私は魔が差した人を多くて見て来ました。

特に風俗業界には魔が多く、人間の深理を見ることができます。

【女の子編】
◎お客様がシャワーをしている間に、財布からお金を盗む。
◎待機室に置いてある別の子の私物を盗む。
※バクサイと云う掲示板に誹謗中傷を書くのは明らかに悪意を最初から持っているためここでは除外とします。

【男性客編】
※問題を起すお客様は基本最初から悪意を持っている為、そもそも魔が差すなんて事は無い。

【スタッフ編】
◎他にスタッフがいない時に、金庫からお金を盗む。
◎勝手に連絡先を交換して、女の子に手を出す。

実に良くある話です。
古今東西、何年経ってもこの問題は起こります。

女の子の場合はクビ、最悪警察に連れて行かれます。
スタッフの場合もクビ、プラス色んな制裁を加えられます。

制裁を加えられていたスタッフが警察に駆け込んでその店が営業停止になった。それをきっかけにその店では逃げられないように監禁を徹底し始めた。なんて都市伝説も昔は聞いた事があります。

水と人間は下に向かって流れる。

昔勤めていたデザイン会社の社長が何かの時に仰っていたこの言葉を今もずっと忘れずにいます。

水と人間は、ほっといたら勝手に下に流れていく。
でも人間は意志があるのだから、常に気を張って下に流れないようにする事ができる。

先述の問題が起きると、だいたいこの言葉を思い出します。
無理でしょうそんな事は。

ダイエットや習慣的な事であればわかるのですが、いかんせん此処は

魔が強烈

なのだ。

眼の前に無造作に置かれる万札の束や、眼の前にお金を貰って男性と絡む事を許された女がいる。強烈な魔だ。
それを魔と理解していない限り、チャンスがあれば自然と下に流れる。

物慾と性慾。

魔が差すのはもちろん悪い事なのかもしれないが、魔が差しやすい状況下を把握せずに改善しない事の方が最も悪い。最悪だ。

とても信頼できる優秀なスタッフ、とても献身的で頑張り屋さんな女の子。
であっても、強烈な魔の前では太刀打ちできない。

私たちは、そんな魔を作らないように、魔が差すなんていうひどく可哀相な事をさせないように注意して働く環境作りをしていかなければならない。