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ヒッチハイクで仙台に行ってきた

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【仙台にヒッチハイクで行ってきた】

人生で一度はやってみたいことの1つとしてヒッチハイクに挑戦してみたいとずっと考えていました。
そして、今回ついに東北自動車道を北上し、ヒッチハイクは4回目のベテランの友達と2人で仙台にヒッチハイクで行ってきました!

所要時間
行き 6時間:池袋→蓮田SA→黒磯SA→那須高原SA→仙台駅
帰り 8時間:仙台→仙台宮城IC周辺→仙台南IC周辺→安達太良SA→和光市駅

乗せてもらった回数:7回
乗せていただいた方々ありがとうございました!
(早稲田出身のyoutuberの人たち、おじいちゃん、おしゃれな同世代のカップル、サッカーの試合に向かう途中のお母さん娘さん、女の子2人組、優しいお父さんお母さん、オタクな趣味の優しいおじさん)

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(↑面の字汚い...笑)

【必ず知っておきたいポイント】

①一般道よりも高速の方がめっちゃ簡単
一般道は本当に難しいです。池袋駅で2時間、仙台宮城ICと仙台南ICで2時間ずつ立ち尽くしました。本当にきつかった...笑
一般道は高速目的の人が少ないこと、乗せようにも止めにくいことがあり、乗せてもらうのは至難の技です。
一方で高速のSAだと目的地の方向が同じなら乗せてくれる可能性も高いし、車も止まっていたり、スピードも出ていないので断然止まってくれやすいです。
ヒッチハイクをするなら、なるべく早く高速に乗れるように意識した方がいいです。

②まず蓮田から始めよ

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蓮田SAは東北方面のヒッチハイクには定番のスポットです。
実は自分は知らなかったんですけど、池袋で2時間立ち尽くしてダメ元で”東北にヒッチハイク”と調べたら、たくさん記事が出てきました。(今時はなんでもネットに転がってますね笑)
そして、多くの記事で紹介されていたのがこの蓮田SAです。
なぜか。
蓮田駅から2.7km、徒歩34分の蓮田SAは一般道から入ることができる数少ないSAなんです。
一般道から裏口を通ってSAに入ってしまえばもうこっちのものです。
ちなみに裏口の入り方などは地元のタクシーの運転手さんが快く教えてくれました。

③仙台南IC付近のミニストップがおすすめ
仙台から帰る時は、ここのポイントがおすすめです。
まず仙台駅はあんまり良くない。車通りは多いものの、高速に乗ってどこかにいく人はあまり少ないからです。
そして仙台宮城ICも少し難しいです。高速に乗る車は多かったですが、入り口周辺が2車線ほどの直線道路になっていて、止められるスペースがあまりないからです。
(一回通り過ぎたにも関わらず、「頑張ってる時の笑顔が良かった」と止める場所を探して戻ってきてくれた女の子2人組には本当に感謝です...)
仙台南IC付近のミニストップは高速に乗る直前のコンビニで、駐車場も広いし、訪れる車が比較的多いスポットです。
ミニストップによる人にひたすら話しかけたり、前の道路で手を挙げ続けるといつか止まってくれる車がきっといます。

③サービスエリアは出口付近で待ち伏せ。ダメなら駐車中の車に積極的にアタック。
SAの出口は多くの車が通るので一番目に止まってもらいやすいです。行き先を書いてアピールしてると大体見てくれます。
それでも中々乗せてくれない時は、声をかけまくりに行きましょう!
もうやるしかない。笑
車があまり寄らないSAならなおさらです。
特に目的地に近いナンバープレートの車にはアタックは必須です。
自分たちは福島県の安達太良で、練馬ナンバーの車を見つけて東京まで一気に乗せてもらうことができました。
話しかけても、引き際さえ間違えなければ相手も珍しがって面白がってくれるので、そんなに不快に思われることはないです。(多分)

④20-30分待ってダメなら場所を変える
無理な場所は無理です。きっと他により車が止めやすかったり、近い目的の車と出会えるスポットがあるはずなので探しましょう。

⑤スケッチブックは持ち続ける
スケッチブックを持っているだけで"ヒッチハイクをしている人"であることがわかってもらいやすいので、話しかける際も相手に分かってもらわれやすいです。
恥ずかしがることなく持ち続けてどんどんアピールしましょう。

⑥結局笑顔が一番大事!
一般道は苦戦をしてしまいがちですが、今回の旅で2回も一回通り過ぎたけど戻ってきてくれて拾ってくれた方達がいました。
なんで拾ってくれたのかを聞くと「なんかほっとけなくなった」と言われ、「笑顔が素敵で印象的でした」と言ってくれました。
(なんて優しいんだ...)
一緒に行った友達はヒッチハイク玄人で中々捕まらないことなんて慣れているかのようにずっと笑顔で手を挙げ続けていました。
結局相手も人間、笑顔や第一印象は刺さるものがありますね。

【やってはいけないこと・注意点】

①高速には歩行者侵入禁止
心優しい運転手の方が、「高速は乗らないけど、その前まで送ってってあげるよ」と言って乗せてくれました。
しかし、そこで降ろしてくれたところが高速の料金所の目の前。
もちろん車がビュンビュン通るところで、下ろされて右往左往していた自分たちのところに、高速道路交通警察隊がやってきて、しっかり事情聴取を受けました。笑
このようなことがあるので、どこで降ろしてもらうかはドライバーの方にも注意しておく必要があるかもしれません。

②おすすめしないスポット

・池袋
車どおりは多いし、高速への入り口も近いものの、全くと言っていいほど止まってくれません。

・黒磯
「那須高原に向かうから」と行って乗せてもらって、でも那須高原SAよりも前に高速を降りることになりその手前で降ろしてもらってたどり着いたのが黒磯SAです。
ここはコンビニとトイレしかないSAで駐車場の列も2列くらいしかない小さなSAでした。
那須高原に行くことと、那須高原SAに行くことは違うので注意が必要です。

③事前の下調べは重要
"目的地 ヒッチハイク"とそのまま検索するだけでもタメになる情報はたくさんあります。
おかげで蓮田駅が東北方面へのヒッチハイクの要所であることがわかり、自分たちのヒッチハイクがスタートしました。
「そんなもの載せてるわけない」と決めつけずになんでも調べてみてから挑戦することをおすすめします。

④時間には余裕を持とう
土日休みで仙台を往復したあまり、仙台の観光は全くできませんでした。
牛タン食べて、飲んで寝て、次の日海鮮丼食べたくらい...仙台ってもっといいところたくさんありますよね?笑
時間に余裕を持っておくべきでした。
さらに最近は秋に入り日が落ちるのも早くなってきたのでなおさらです。
17時くらいには最後の車を見つけておかないと、それ以降は暗くなって見えにくくなります。
夜のヒッチハイクは挑戦したことありませんが、見ず知らずの人を顔もあんまり見えにくい中で車で乗せる人がいるのかと思うと不安になりますね。笑

【ヒッチハイクをやってみて感想】

"優しい人ってこんなにいるんだな"
コロナ禍でヒッチハイクって難しいように思えるし、自分も乗せる側だったら乗せないよなって思います。(もちろんワクチンは接種済みです笑)
しかし、最終的にはたくさんの助けてくれる心優しい方々のおかげで仙台まで行って帰ってくることができました。
方面が違って乗ることができなかった人からも「頑張って」と応援してもらったり、お菓子をもらったりとすごく優しくしてもらいました。
乗せてくれたお母さんからは自分たちのことを気に入ってくれたみたいで、「LINE交換しとこうかな」と言って連絡先を交換し、「着いたら連絡ちょうだい」と言って最後まで心配してくれました。(スクショ貼る)

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本当に予想外なくらい優しい人って多いです。
地域性でいえば、東京よりも地域の方が肌感優しい人多い気がします。笑
自分も人に優しくできるような人間になっていこうと思えた良い経験になりました。

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(↑乗車はできなかったけど、声をかけた際に頂いたドライフルーツ。めっちゃ美味しかった)

"やるしかない"
ヒッチハイクは当たり前ですが、手をあげないと誰も止まってくれません。やるしかないんです。笑
上でも書きましたが、うまくいかない時はアタックし続けるしかありません。
もちろん場所が悪くないかを改めて考えて修正することは大事ですが、何もしないことには、何も変わらないのです。
結構真理とも言えることを身を持って、帰れなくなるかもしれないという危機感を持って感じた気がします。

"相手目線で考える"
一般道が難しいことの理由の1つに止めにくいことがあります。
行きも帰りも2時間程ずつ自分たちは立ち尽くす状態が続きましたが、改めて狙う場所が悪かったなと思いました。
高速IC前だと特にスピードが出ていたり、止められるようなスペースがあまりなかったりします。
自分たちはまさにこのような場所でヒッチハイクをしていました。
赤信号で止まった車に乗っていたおばちゃんに初めて「ここは止めにくい」と言われてハッとしました。
早く高速に乗りたい一心で、相手の車が止めやすいかどうかまで考えられていませんでした。
エゴと客観的な考えのバランスは難しいですね。ついつい自分に都合が良いように相手に期待してしまっていました。


【最後に】

今回初めてヒッチハイクに挑戦し、待ってる間がしんどいことや多くの乗せてくれた優しい人たちと出会ったことで、自分もこれからもしヒッチハイクをして待っている人がいたら積極的に乗せてあげようと思いました。
ヒッチハイクの一期一会のような魅力はすごく感じましたが、未だ1人ではやらなくていいかなと正直思います。笑
また機会があったら、今度は北海道か大阪、福岡あたりにヒッチハイクしてみたいです。

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