就職活動総括

10カ月にわたる就職活動を終え、振り返ると人生で最も自分を見つめ直し、また新たな考え方や学びのあった期間だったと思う。これらの考え方やtipsを忘れないようにしようと思い、このnoteをつける。

・志望業界
・内面の変化
・新たに得た知識や考え方

志望業界:コンサル、IT、広告

内面の変化:
就活軸(将来像)を考えるにあたり、考えることは2点あると感じた。1点目は"何をしたいか(what)"。2点目は"どんな人になりたいか(how)"。 ごちゃ混ぜになってしまっていたが、就活中に考えていた将来像をまとめる。
就活軸としていた3つのキーワード(時系列順)
①「利便性が高く、他の人が持っていないスキルを身につけたい」
→大学からブレイクダンスを始め、留学中にその恩恵をすごく受けた。いつでもどこでもできる点から自己紹介ツールや友達作りに大いに役立ち、利便性の高さを感じた。また、一般的に簡単に人が真似できることじゃないということもレア度があって自分の性格には合っていた。そのため、このようなスキルを修得することに自分はモチベーションを持てるのではないかと考えていた。就活ではコンサルの課題解決能力やITでアイデアを形にできる能力というのが当てはまるのではと考え動いていた。
⇨しかし、このキーワードは欠陥がある。だいぶ主観が強いというところだ。あまり尺度になり得なかった。笑

②「情報提供を通して人々の新たな挑戦をサポートする」
→ブレイクダンスと出会えたことで自分のできることや知ってることが増え、何より新しい挑戦をすることで大学生活を充実させることができた。このような経験をいろんな人(特に若い人)にしてもらいたいと思いこのキーワードに行き着いた。
このあたりでweb広告も視野に入ってきた。(惨敗だったけど笑)
⇨BtoC色が強くBtoBをメインでやっているところには、会社とのマッチングがあまり良くなかった。

③「社内外から求められる人材になる」
→自己分析をする中で、承認欲求が強い自身の特徴に気がついた。またこのような人材になるためには"経験値"と"引き出しの多さ"が大切になると考えた。そのためにも5年ほどで自身の専門性(業界or業種)を見極め、それ以降はスペシャリストとして力をつけていくキャリアプランを考えていた。幅広い業界のクライアントと携われる会社や若手からいろんなプロジェクトを経験できる会社を志望するようになった。

新たに得た知識や考え方:
①ケース問題の解き方(←複数人で会議をする時にも使える!)
⇨就活をする前は、問題解決となるとすぐにアイデアベースで案を適当に考えていただけだったが、答えを出すべき問題がどれであるかを見極める作業がとても大切であると気づくことができた。

"前提条件・言葉の定義確認→現状把握→ボトルネック特定→打ち手立案→評価"のような5工程で進めていく。自分が大切だと感じたのは前半の3つだ。

"前提"では5W1Hなどでどの方向性を明確にする。(誰のためかやどのスパンでの目標なのかを明確にしなければ、聞き手側に理解してもらえない、自分の考える範疇が広がりすぎて深められないと言った問題が発生するため。)

"言葉の定義"は、みんなの認識がずれてしまう可能性があるので抽象語などは避ける。(上の理由と近しい)

"現状把握"では、事象を式にしてみる。構造的に考えることで論点を明らかにする。 ex)売り上げ= 単価✖️数
ここでまずは大きく式を作り、その後各項目を細かくした式を加えていくことが大切。いきなり細かい式を作ろうとしても慣れないうちは難しい。(抜け漏れを作ってしまうことが一番ダメだから。) 前提で検討した条件下で操作し得る項目を見つけることで、改善案の実現可能性が高まったり、本質的な問題の対処につながったりする可能性が高まる。(いかに早く式にできるかがとても難しかった)

②アウトプットをする。言葉にする。
よく就活は仲間とやった方がいいというが、最初はテストのためかくらいに思っていた。しかし、自身の考えを伝える練習(面接対策?)こそ誰かとやるべきだと感じた。なぜなら、やってみると自分の考えを上手く相手に伝えることが難しいことだと気づいたからだ。友達と喋ってみることによって解消される問題は2つあると考える。1つ目は自分の考えの甘い部分を見つけ出せることだ。それまでは気にしていなかった論の根拠が何もないという事態はよく起こった。また、客観的なアドバイスをもらって補強できることもある。2つ目は話し方を改善できるところだ。限られた時間の中で考えを相手に伝える、理解してもらうことはとても難しいことであると気がついた。そこで大切になったのは"端的かつ構造的に話すこと"、"相手のリアクションに合わせて説明の仕方を変えること"の2点だった。特に前者が苦手だったので、友達と話す中でそのような話し方を意識することで強化することができた。

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