第2回分かち合い報告
安城市民交流センターにて、第2回わかち合いを開くことができました。
前回も参加して下さった方のお顔を拝見でき、ふわりと和んだ雰囲気の時が流れる日曜日の午後を過ごしました。
ブリューゲルの画集を手に取られたので私がブリューゲルを豊田市美術館へ観に行った時のエピソードをお話したところ、ご自身も訪れたことがあるそうで、お話も聞かせてくれました。
∵∵∴分かち合い∴∴∵∵∵∵∵∵
・前回からの気持ちの変化、「今。」「ここ。」感じるありのまま、今も変わらぬ愛する思いを語り、そして溢れる思いは涙となって参加者の頬を伝っておられました。
その涙は故人への愛そのもの。慈しむような思いで耳を傾け、共有しました。
∴∴語り合い∴∴∵∵∵∵∵∵∵∵∵
・自死遺族への行政の取り組みが進んでいる地域と遅れている地域の違い、自死に関して+遺族への知識不足から来る、近辺行政窓口の対応のズレ感等も話題に登りました。
∴∴終了後∴∴
・冬〜来春予定で行っていく刈谷ハイウェイオアシスでのプロジェクトの趣旨や準備進行状況など。
・スタッフ側としてのお手伝いのご協力下さるとの嬉しいお声もいただきました。
・苦しかった経験は、次にまた同じように苦しむ方へ‥無駄にしたくないという思い。
∴∴›参加者の感想から∵∵∵∵∵∵
2回目の参加ということで緊張することなく話をすることができた。
今の気持ち、前回からの心境の変化までを話し、聴いてもらい、気づけたこともあったりして、少し前向きな気持ちになれた。
こういった場をもっと多くの方達に知ってもらえたらと思う。
∵∵私達スタッフの振り返り∵∵∵∵
・分かち合いで無意識に話された、ある言葉に、きっとご自身もまだ気付いておられなかった僅かな心の変化を私達は見ていました。
そして過ぎ行く時に戸惑いながらも、愛する故人との絆が少しづつ、ほんの少しづつゆっくりと、行きつ、戻りつしながらも変化をし始めているのを感じられました。
・参加者の方で、自分と同じように配偶者を亡くされた方とお話してみたい、寄り添いたいという思いの優しい方がおられます。
同じ立場で苦しみを経験した者同士だからこそ、より分かり合えて、通じるものもあると思います。ご縁がありましたら、ぜひ。
・まだまだ2回目、ほやほやの会の分かち合いですが、この間の日常の日々でもたくさんの方に出逢いました。
学ばせてもらえる機会がたくさんあり、「感謝だね。」という言葉が幾度もスタッフとの間に出ました。
まだ活動を始めたばかりの私達なので、少しづつ状況を見ながらでしたが、時期を見て、分かち合いの参加対象者の範囲も広げ、「大切な存在を自死でなくした全ての方。」としていく予定です。
そして1年後、2年後‥参加者の方からスタッフへとなられる方が生まれてくれていたら素晴らしいねと話したりしています😊
ひとつ、またひとつ‥そんな尊い花が咲く丘になりますように。
読んで下さってありがとうございます。
あなたの今日が穏やかでありますように。そして、私も!
リアンの丘ホームページ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?