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関西学院大学 悲嘆と死別の研究センター公開講座

昨日は、関西学院大学 悲嘆と死別の研究センター、年に1度の市民公開講座でした。

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第1部:講演 「愛したことへの証としての死別の悲しみ」

高木慶子(援助修道会会員・上智大学グリーフケア研究所名誉所長)

第2部:対談 「グリーフケアのこれまでとこれから」

高木慶子/坂口幸弘(関西学院大学教授、悲嘆と死別の研究センター長)

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弟の自死を経てこの数年間、他の支援活動の場で様々な講師の方の講義を聴く機会をいただいてきましたが、

私自身もカトリックですので、
信仰、知識、経験、そして深い愛を持ってグリーフケアに携わって来られたシスターのお話は絶対に聴かせてもらわなければ‥‥と思っていた講座でした。

グリーフケアという言葉を日本で初めて使い広めた方でもあります。

知識だけでもなく、信仰だけでもなく、
経験だけでもない‥‥こんなにも胸に響く講座は初めてだったかもしれません。

私自身も日々学びながら、自分を信じながら、人智の及ばない大きな力も信じながら、今、悲しみの中にある人と共にそっと寄りそう大切さを改めて感じる事ができました。

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講師紹介 高木慶子(援助修道会会員・上智大学グリーフケア研究所名誉所長)熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神 学部修士課程修了。博士(宗教文化)。
現在、援助修道会会員。上智大学グリーフケア研究所名誉所長。一般社団法人全人力を磨く研究所理事長。

公共交通における事故による被害者等への支援のあり方検討会委員。生と死を考える会全国協議会会長。30数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々の心のケアに携わる一方、学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。

幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。

著書「グリーフケア・スピリチュアルケアに携わる人達へ ケア者のための必読書」(クリエイツかもがわ)、「喪失体験と悲嘆-阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉」(医学書院)、「大切な人をなくすということ」(PHP出版)、「悲しみの乗り越え方」(角川書店)、「悲しんでいい~大災害とグリーフケア~」(NHK出版)、「悲しみは、きっと乗り越えられる」(大和出版)、「それでも人は生かされている」(PHP研究所)等多数。

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