サビアンシンボルでホロスコープの情報(プラン)をよむ
こんにちは。リアンです。
今日は、真冬の寒さが戻ってくるといわれていましたが、本当に寒いですね。
先日から風邪の初期症状が続いているので、暖かくしてのんびりしようと思います。
さて、ホロスコープを読んでいくとき、天体の居場所は、とても大切です。
一般的に「私は、〇〇座」と、伝えるときに使用しているのは、生まれた時に、太陽がどの星座に入っているか、ということです。
星座ばかりがフォーカスされがちですが、実は、ホロスコープの主役は、天体です。
天体それぞれが、星座の色を帯び、入っているハウスで活躍します。
さらにその天体のサビアンボルを見ることで、より詳しくその天体が持つ情報を見ることができます。
サビアンシンボルとは
サビアンシンボルとは、ホロスコープの360度すべてに割り当てられているシンボルのことです。ホロスコープの360度の円は、ひとつの星座が30度づつ、12星座に区切られています。同じ星座の中に、30通りの違うシンボル(背景)があるということになります。
もともとサビアンシンボルは、エルシーというサイキックチャネラーが透視した情報を、精神哲学の研究家ルディアと、占術家のジョーンズによって研究され、広まっていきました。エルシーが透視したシンボルは、一説によると、古代サービア人の魂、(宇宙の)叡智だったともいわれているため、サビアンシンボルと呼ばれるようになったといわれています。
今では、村松先生が研究を重ねた末に出版した、「サビアン占星術」が、シンボル読解の主流となっているのですね。
サビアンシンボルに良い悪いもない
さて、そんなサビアンシンボルですが、読んでいくと本当に面白いです。
例えば、出生図の太陽が牡羊座21度の甥。
サビアンシンボルは、1度繰り上げて読んでいきますので、牡羊座22度「欲望の庭へ続く門」となります。
このシンボルは、牡羊座の火の性質を使って、自分の手でほしいものを取りに行くため、果敢に挑戦した後、手に入れたものに周りを囲まれ、ハングリー精神を失ってしまった状態を指します。
それでもなお、欲望だけが残ってしまったこの度数は、今度は、自分は動かずに、受け入れることで欲を満たそうとするのです。
はい。彼は、まさにその通り(笑)
受け身であるのは、ほかの天体も多く表示しているのですが、この太陽は、ノーアスペクトですから、ホロスコープ内でエネルギー交換をしていないため、単独でかなりピュアな状態で、この太陽の資質が出ています。
家族や友達を含め、周りは不思議と、彼のために、何かしらを与えてしまうのです。小さい頃は、憎らしいぐらい、本当に引き寄せ上手な子でした(笑)
そんな彼の月は、水瓶座28度です。
水瓶座29度のシンボルは「さなぎから出てくる蝶」です。
仲間との関係に頼っていた生き方から、一人で自分の可能性を考えなくてはならなくなった度数です。
月は素の自分と、占星術ではよく言われますが、確かに、彼の素は、水瓶座っぽいです。
みんなと同じことができず、独特な個性を放っていました。
軽い肢体不自由と、ADHDやLDなどの発達障害でもあるのですが、水瓶座の月の方が皆、発達障害というわけではありません。
彼の場合は、キロンの位置も、障害を示していますので・・・。
さて、話を戻します。
この月は、自立を促しています。
月は、幼少期を表すともいわれていますが、彼の幼少期は、とてもとても自立していません。
むしろ、太陽の性質をとても強く感じていました。
なぜかな?と考えてみると、この月は、ちょうどドラゴンテイルと重なることに気が付きました。
ドラゴンテイルとは、ドラゴンヘッドのちょうど180度向かい側にあるもで、過去世において、やり残したものや課題ともいわれています。
(また、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルについても改めて書きますね。)
これに気が付いたときに、なるほどね…と、彼が幼少期にこの月のサビアンシンボルを発動していなかった理由がわかりました。
克服すべき所と重なっていたからです。
彼が、無意識に避けているところだったのかもしれません。
与えられる設定をしてきた「太陽」を使っていた方が、楽だし楽しいし(笑)ね。
ほっと安らぐべき所に、自立という課題を持ち込んできている設定は、実は、ホロスコープのほかの箇所でもありました。
そんな風にして、サビアンシンボルを見ていくと、良い悪いではなく、私は、こう設定してきたんだね。
じゃあ、これを活かしていけばいいのね、これを克服していくことで新たな可能性が見えるんだね、と、建設的に見ていくことができます。
ピンとこないシンボルは、もしかしたら、自分で封印しているエネルギーなのかもしれません。
そんなことも考えながら、自分でも、サビアンシンボルを見てみると、面白いと思いますよ。
ASTRODIENSTのホームページから、ご自分の出生図を無料で出すことができます。
調べたい天体の度数を1度繰り上げて、サビアンシンボルを出してみてください♡
シンボルについては、星座と度数を検索すると、とても丁寧にサビアンシンボルを解説してらっしゃる、すたろくさんのホームページが出てくると思います。
分厚い本を買わなくてもいいなんて、素敵な時代ですね♡
ASTRODIENST
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