介護施設の譲渡や譲受とスケールメリットに対する考え①

 最近、介護施設の経営者がいつの間にか
変わっていることが増えてきている。
施設名、会社名もそのまま株式だけ譲渡したとかで
周りもほぼ気付かないうちに進み、
職員も急に聞いてビックリ。だけど、まぁ様子見…
そんなことがちらほら。

 近隣で多いのはデイサービス&グループホーム
の組み合わせ、比較的小規模なデイサービスの譲渡又は休止。
大きな理由のひとつは、新型コロナで大きく運営に影響が出て
継続が難しくなったからとか。

 行政としても、あまり見本にならない事業所さんが
整理されていくなら悪いことではないと様子見。と解釈できる
内容の話を聞いた。とはいえ、デイサービスの必要性は高いので
次の事業計画あたりで新たな指定が解禁されそうな気がする。

 昔に比べれば安易な参入は減るはずなので
悪いことではないけど、サ高住入居者だけ利用するデイの
指定はよく考えてほしいなぁとは思う。
減算など対策は出てきているけど地域のためスパッと
行ってほしい。

 我々も昨年度の事業譲受で少し噂になったのか、
譲渡の話がちょくちょく入ってくるようになった。
事業はじめたときは「どうせ無理」なんて言われ、
運営が立ち行かなくなったときは買い取ってやるとか
言われたこともあったがその時期よりは安定したのかな。

 拠点が3つになり、おかげさまで知名度も少し上がり、
運営としては安定してきた。だけど、
我々はもう少し拠点を多くしたいと考えている。
「なんで規模を大きくしようとするのか?」と、
よく聞かれますが、
「法人の規模が大きいほうが選択肢が増える。」と思ってます。

 そこに関しては次回。

 

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