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森友問題における裁判が終わった

画像は関係ないです。

さて、森友問題に関して、自殺した赤木さんの妻が起こしていた裁判が終わった。否、終わらされた。

詳しくかつ分かりやすい話は、岡野弁護士の動画がオススメ。ここに色々書くのはダルい。


もう、闇が深いとしか言いようがない。
国の機関で行われた不正に巻き込まれ、自殺した人がいる。真相解明のために訴訟等が起こるのは当然だろう。
それが、まさか「負けを認める」ことで幕引きされるとは。つまり、「賠償金は言い値で払うから裁判終わり!閉廷!」というコトだ。

国や政府にとっては、不正に関わった権力者などの情報を隠すためなら、税金の1億円など安いものだということか。
しかしそれは、我々国民が納めた税金である。

政財官の特権階級が利権や保身のために不正を行い、罪のない者が苦しんで死に、真相すら恣意的に税金を使うことで有耶無耶にする。
実に、日本の体制らしいやり方だ。

私は常々言っているが、日本において民主主義・国民主権は機能していない。日本という国家の正体は、利権や世襲で固定化された貴族が、社会を恣意的に操るディストピアである。

今回の件は、日本人に日本の歪みを分かりやすく教え込んだだろう。権力者は決して自らの非を認めず、不当な手段を平然かつ公然と使って保身を図る。

高校の時の日本史教師が言っていた。
「国家は国民のことなんて考えない」と。
その通りである。

日本人は、自らが日本の主権者であるという最低限の自覚があるなら、立ち上がるべきだ。利権や不正が一掃された、清濁併せ呑まない潔癖な社会を実現しよう。

少なくとも、意味不明に与党を擁護する権威主義者、肉屋を支持する豚になってはいけない。

それにしても今回の件で、世界各国はまた日本を蔑むのだろうか。外国に見下されるのは、日本人としてやはり許せない……。

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