自己分析1/1000 ~なぜ1000問に答えるのか、その目的は?~

 さて今回からいよいよ『メモの魔力』(前田裕二,幻冬舎,2018年)の巻末にある「自分を知るための【自己分析1000問】」に取り組んでいきたいと思います。1問目はタイトル通り、「なぜ1000問に答えるのか、その目的は?」です。1000問に答える理由・目的は大きく3つあります。

 1つ目は「自分を表現する練習がしたかったから」です。今回は自己紹介noteとは別の角度で書いていきます。

これは人類一般的に言えることですが毎日目まぐるしく色々なことを考えたり感じたりしています。私の場合は考え事や空想が勝手に浮かんでは消えてをせわしなく繰り返しています。例えば街中を歩いていて大きな時計を見かけたとします。すると無意識のうちに平井堅さんの「大きなのっぽの古時計」が脳内BGMとして流れてきます(笑)。またそれと同時にテレビや旅行先で見た時計のイメージと思い出話の映像がインターネットの検索結果画面のようにずらりと並びます。そしてさらに「時計」という言葉から連想ゲーム(時計→チクタク→tiktok→ショート動画→星新一......)が始まったり、「あの大きな時計は夜中トランスフォームして世界を駆け抜けていて......」といった空想が始まったりしていきます。まるで頭の中でずっと水が沸騰しているような感じです(笑)。そしてそれは朝起きてから夜に夢を見るくらい熟睡するまで延々と続いています。

 この例と同様にSNSのタイムラインを眺めていたり、知り合いと会話していたりするときも考え事や空想、イメージなどが頭いっぱいに広がっています。以前はほかの人もそんな感じで生活しているのだろうと思っていたのですが最近になってこれは私独特の長所だと気づきました。

 そこでこの長所を活かしてもっと自分なりの意見や発想を表現していきたいと考えました。とは言え、発信には当然いくつかの責任が伴います。例えば分かりやすくて丁寧な言葉遣いや、事実を客観的に捉えることなどです。そのため、まずは自分に身近なトピックから「発信する練習」を始めようと考えました。

 2つ目は「なんか面白そうだと感じたから」です。

 1つ目の理由に対して随分ざっくりしています(笑)。自分の知り合いがSNSで発信したり、他の人が取り組んでいるのを見て率直に自分もやりたいと思ったからです。それ以上でもそれ以下でもないです(笑)。

 3つ目は「今一度自分を見つめなおしたくなったから」です。

 都合上詳しくは書けませんが、ありがたいことに職場の同僚や上司から私自身のキャリアのアドバイスをいただいたり、仕事ぶりや伸びしろを評価していただいたりすることが少しずつ増えてきました。

 またコロナ禍によって主流になったオンラインイベントですが、金銭面や時間の使い方が比較的自由であるというメリットを活かして、コロナ禍以前よりも積極的にたくさんのイベントに参加するようになりました。その結果学生時代とはまた違った形でたくさんの人と知り合い、たくさんの人の人生やキャリア・経歴を聞く機会が増えました。その中で新しく興味を持った分野や仕事、生き方などに良くも悪くも目移りするようになりました。

 この2つから今は自分の人生の選択肢がどんどんスプロールしていて、嬉しくてワクワクしている反面、自分のやりたいこと・やるべきことがうまく決定できないもどかしさや焦り・悩みを感じています。

 そのため、今一度自己分析をすることで自分の中のぶれない軸を再発見・再構築しようと思うようになり、1000問に取り組もうと思いました。

 1問目にしてかなり気合いが入りすぎましたね......(笑)。もう少しスマートな文章をとりあえずは目指したいです!

 それではまた明日。

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