大いなる挑戦(家族は時代後れだ) ‐ OSHO
10年か15年ほど前にはじめてこれを読んだとき、正直わたしはあまりピンとこなかった。そのアイデアは常識を逸していて、それでいて心を惹きつける。理解ができなかったのだと思う。
‐ 家族は時代遅れだ ‐
今、あらためて読み返すと、結婚、子育て、ジェンダー、所有性、分断。。。こういった複雑に絡み合った(ように見える)問題を、これほど端的に語ることができることにまた驚嘆する。ホンモノは一語の中に顕現する、そんな経験をわたしはこれまでに何度かしたことがある。
OSHO(パグワン・シュリ・ラジニーシ)は、わたしがもっとも影響を受けた思想家のひとりじゃないかと思います。「真理の探究こそ第一の優先事項である。人間は全実存をかけて、なによりも第一に自らの生の源泉を探究することにその関心を寄せねばならない。」(OSHO)地域も社会も国も、みな人はその制度やルールにこだわるけれど、第一の優先はわれわれ自身の成熟にあるのだと思う。
OSHO関連の書籍はかなりあるのですが、もう書籍としてはほとんど販売されておらず、図書館とかで探すしかないと思います。ただ、この『大いなる挑戦』だけは、全編ネット上で無料で読むことができます。夏休みのお供にいかがでしょう?引用はその中の「家族は時代後れだ」から抜粋したもの。
古本っぽいけど、リンクもあったので貼っておきます。
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