懐のものの価値があるうちに
波がうんとたかくなったかと思えば
こんどはまたうんとひくくなる
大波のあとにはシケが来る、そういうもんさ
やれ軋轢だ恨みだ憎しみだとかいうけれど
それはあんたのひいばあちゃんの口癖やった
やれ歴史だ正義だ自由だとかいうけれど
それはあんたのじいちゃんのいい出したこと
ひ孫の時代になればみんな都合よくいれかわり
こんどはあんたの息子のあれやそれになっとるよ
いまのうちさ、洗い流してしまいな
いまのうちにさ、ツケを払っておしまいよ
恨みも正義も憎しみも愛も
持ち金の価値があるうちにさね
大波のあとにはシケが来る、そういうもんさ
海の大きさだって決まってるんだから
大波だけが来続けることなんてありやしない
なあ金だけでなんでも解決できるなんて
なんとすばらしい時代じやないか
だからいまのうちに、払っておしまいって
まだ懐のものの価値があるうちにさ
りなる
フジミドリ先生の物語にインスピレーションをうけて書いたものです。はじめは文章として書いてたのですけども、次第に詩のようなものに落ち着きました。
さて、先週から酷い風邪をひきまして、まあ喉が痛いの痛くないのって、、、固形物どころか水がしみて飲めないんですよ。痛みで唾も飲み込めないから、溜まるたびに洗面所へ起きてぺっ、とする。解熱剤にってもらった薬に痛み止め効果がありまして、もうこれだけを頼りに、、、いつの食事前と就寝前のどのタイミングで飲むか計算して振り分けることに全集中しながら生きていた一週間ww
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